昨年、都心から少し離れた世田谷の砧方面に自宅を移した。ずっと都会のゴチャっとした過度な空気感に身を置くことが心地良かったが、川や沼地、雑木林が多く、ちょっとした自然を感じることができる今の場所にも愛着が湧いてきた。
特に砧公園の付近は野鳥も多く、東京ではあまり目にすることのできない珍しい鳥が生息しており、バードウオッチング専用のエリアまで存在する。日々の通勤の中で珍しい鳥を見つける度にもっと間近で見てみたいというオタク的な観測欲も湧いてきたところで、2011年に発売されていたSONYのデジタル双眼鏡「DEV-3」の存在を思い出した。
当初、民生機初のデジタル双眼鏡というその存在に強く惹かれながらも、自分にとっての使用用途が見えなかったことで購入には至らなかったが、自然動物を観察してみたいという大義名分で中古を探し出し、バードウオッチングを楽しんでいる。