macOS High SierraおよびiOS 11では、「HEIF」「HEVC」という新しい高効率なフォーマットに対応しました。写真や動画の容量を画質はそのままに半分程度まで容量を節約できるということで注目を集めていますが、MacのQuickTimePlayerもHEVCに対応しています。
QuickTimePlayerの場合、HEVCが使えるのは1080pまたは4Kの動画です。[ファイル]メニューから[書き出す]と進んで、[1080p]ないし[4K]を選択しましょう。元の画質が良くない場合はグレーアウトして選べないこともあります。そして、保存画面で[HEVCを使用]にチェックを入れておきます。
今回は試しに4K動画を書き出してみましたが、このとおり、40%近く容量が減りました。HEIFやHEVCというと、iOSのほうが注目されている感がありますが、もちろんMacでもその実力に偽りなし、ということですね。なお、Intelの第6世代Coreプロセッサ「Skylake」よりも前のプロセッサを搭載したマシンだと、書き出しに結構な時間がかかるので、その点には注意しましょう。