笹本貴大
在籍5年目の28歳。中堅編集部員として、毎月旬なAppleネタを探しに東奔西走。iPhone Xを発売初日に入手し、現在は「アニ文字」に激ハマり中。
わずかな“段差”が命取り
編集部唯一のiPhone Xユーザとして、読者の皆さんがタメになる情報をお伝えしたいと思います。ちなみに、私の
iPhone歴は8年。iPhone 3GSから始まり、4s、5s、6s、そしてiPhone Xという遍歴です。
さてさて、おそらく「ホームボタン廃止の是非」とか、フェイスIDやスーパーレティナHDディスプレイの使い心地とかは、別の方が書かれているでしょうから、そのあたりの王道レポートは避けて、私の得意分野である「iPhoneケース」にフォーカスしてみることにしましょう。
私はビビりなので、これまでのiPhoneにも必ずケースを付けてきており、ご多分に漏れずiPhone Xにも付けるつもりでした。ただ、発売したばかりということもあって、まだまだiPhone X用ケースの選択肢は少ないのが現状。そんな中、皆さんにおすすめしたいのが「アップル純正ケース」です。「なんだよ、結局純正かよ」なんて声が聞こえてきそうですが、まったくそのとおりで、「結局純正が一番」だと思っています。
私がiPhoneケースに求めるのは、iPhoneの画面端までしっかりケースが覆ってくれること。これがあることで、画面を下に向けて置いても傷が付きにくく、たとえiPhoneを落としてしまったとしても、その隙間によって画面を守ってくれる可能性が高いのです(これに画面保護フィルム付ければ最強)。純正ケースは当然、そこを考慮して作られており、安心して使うことができます。サードパーティ製はどうかというと、そこに言及してくれているメーカーさんは現状かなり少なく、実物を使ってみないとわからないことが多いのです。
ちなみに、サードパーティ製のとあるポリカーボネイトケースを試しに使ってみましたが、画面端まで覆われておらず、ビビりな私は気になって仕方ありませんでした。私が買った256GBモデルは税込で13万を超えるので、壊れたらシャレになりません…。もしディスプレイが破損してしまった場合、修理代は3万1800円(アップルケア+未加入)もします。た、高すぎる…。
それが嫌ならアップルケア+に加入すればよいのですが、iPhone X用のアップルケア+は2万2800円(税別)。他のモデルと比べると8000円も高いのです。なるべくコストを掛けずにデバイスを破損から守るには、細かな部分までiPhoneを守ってくれる完璧なケースが必要不可欠なのです。
色の選択に注意
話を戻して、さらに純正ケースは背面カメラ周りもケースで覆ってくれているので、背面を下にして置いても、少し出っ張ってしまっているカメラレンズに傷が付きにくいというメリットもあります。カラバリが豊富なうえ、背面にはしっかり「アップルロゴ」が入っているので、気分も上がります。気になるのは、シリコーンケースが4800円、レザーケース5800円、レザーフォリオ1万800円(すべて税別)と、サードパーティ製と比べ、価格がお高めというところでしょうか。
ということで、私はアップル純正シリコーンケースのホワイトを使っています。ホワイトにした理由は、アップルウォッチのシリコーンバンドがホワイトだから。アップル純正品のホワイトは気品があるし、生意気にも色の統一感を出したかったのです。しかし、ちょっとだけ落とし穴が…。それは、「ホワイト」のケースが、せっかくのオールディスプレイのiPhone Xの画面のエッジを枠囲みしたように強調してしまい「全画面感」が薄れてしまったこと。iPhone Xの未来感をフルで楽しみたい人は、できるだけ黒いケースを選んだほうがいいかもしれません。
iPhone X シリコーンケース
【発売】Apple
【価格】4800円(税別)
【URL】https://www.apple.com/jp/shop/iphone/iphone-accessories/cases-protection
個人的おすすめは、Apple純正シリコーンケースです。肌触りもいいし、ポケットに入れるときもなかなか引っかかりません。多方面でiPhoneをしっかりと守ってくれるので、安心してデイリーユースできます。