大量にファイルを整理するとき、Dockにあるゴミ箱までドラッグするのが面倒になったことはありませんか? [コマンド]キー+[デリート]キーというショートカットを使ってゴミ箱送りにするのも手ですが、キーボードとマウスやトラックパッドを行ったり来たりするのも嫌だ、というときに役立つのが、Finderのサイドバーにゴミ箱を追加する裏技です。
まずは、Finderでホームフォルダを開きます。
ここで[コマンド]キーと[シフト]キーと[.(ピリオド)]キーを同時に押ししましょう。
すると、このように不可視のファイルやフォルダが見えるようになります。ゴミ箱の実体は不可視のフォルダとしてホームフォルダにあるので、あとは普通にサイドバーに追加する要領でドラッグ&ドロップするだけです。
サイドバーに追加したゴミ箱は、Dockにあるゴミ箱同様にファイルをドロップして捨てられます。もちろん、Finderからさっとゴミ箱を開けるので、ファイルの整理には何かと便利です。また、同様の方法を使えば、やはり通常では追加できない不可視のフォルダをサイドバーに追加することもできます。
なお、[コマンド]キー+[シフト]キー+[.(ピリオド)]キーのショートカットは、不可視属性の見える/見えないの切り替えなので、もう一度実行すれば元どおり不可視に戻ります。これ単体でも何かと役立つテクニックなので、合わせて覚えておくといいでしょう。