撮った写真を幅広いサイズでプリントしたい人にぴったりなのが、A2ノビからL判まで対応しているエプソンのプロセレクション「SC-PX3V」。「Epson UltraChrome K3インク」搭載で、より繊細で立体的な色表現を実現しています。
写真愛好家の1つの目標は、ギャラリーでの作品展示。この「SC-PX3V」は、エプソンのフラッグシップ「プロセレクション」シリーズ中でも唯一A2ノビの大判プリントに対応したモデル。一般的な出力センターよりも選択できる用紙の種類が多いので、作品の意図に合わせて光沢にするかマットにするかなど最適な組み合わせをとことん追求できます。同時に3種類のブラックインクを利用できる「K3インク」でモノクロ表現も完璧。価格や設置スペースなど導入には少々ハードルがありますが、最高の作品を求めるには間違いなく最適のソリューションです。
ビジネス文書の管理に役立つオフィス向けスキャナとして人気の「ScanSnap」。そのフラッグシップモデルである「iX500」は画像処理エンジン「GI」プロセッサを搭載し、毎分25枚・50面の安定した高速読み取りで、驚くほど簡単に書類をスキャンできます。
この「ScanSnap iX500」がなければ、私は期日までに確定申告の手続きを終わらせることはできませんでした。というのも、店舗で発行されるレシートのようにサイズや紙質がバラバラであっても、ほとんど紙詰まりすることなくスキャンできるのは本製品だけだからです。大量の紙書類や名刺を高速にデジタル化してくれるので、デスクの上もスッキリしますし、仕事の効率化にとても貢献しています。e-文書モードで保存すればオフィスの完全ペーパーレス化も実現可能ですので、「働き方改革」を推進したい企業にはマストアイテムでしょう。
Wacom Cintiq Pro 16
【発売】ワコム
【価格】18万1440円
【URL】http://www.wacom.com/ja-jp/products/pen-displays/wacom-cintiq-pro-16
最大4Kの解像度とAdobe RGBカバー率94%を誇るディスプレイを搭載した「Wacom Cintiq Pro 16」。付属する「Wacom Pro Pen 2」は、従来の4倍の筆圧レベル、ペンの正確さが4倍向上するなど、クリエイターの微細な表現を徹底的にサポートする仕様になっています。マルチタッチ機能搭載で、シンプルなタッチ操作で自由に拡大・縮小、回転が可能です。
液晶ペンタブレットの欠点はなんといっても発熱。夏場の作画作業などで熱がこもるときがありますが、本製品にはファンが内蔵されており、適切に排熱されます。数時間の稼働ではほんのり暖かくなる程度です。
液晶ペンタブレットといえば、まずワコム以外に選択肢はないといっても過言ではありません。そのなかでも4K解像度をサポートした「Cintiq Pro 16」は、USB-Cを前面に採用しているので、Macとの相性はバッチリのモデル。USB-Cケーブル1本で、映像信号とタブレットとしてのUSB信号が同時にやりとりできます。もちろんディスプレイの書き心地もすばらしく、表面はマットで適度な抵抗があり、iPad ProとApple Pencilのようにツルツルとした質感ではありません。これがあれば紙に描いている感覚に近い滑らかなストロークが可能です。
PROMISE Pegasus3 R4 12TB RAID Storage
【発売】PROMISE TECHNOLOGY
【価格】18万3384円
【URL】https://www.promise.com/jp/Products/Pegasus/Pegasus3-Series/R4
40Gbpsの速さで接続できるデュアルThunderbolt 3ポートを搭載したPegasus RAIDストレージの最新世代「Pegasus3 R4」。Thunderbolt 3ポートは1ポートあたり最大6基のデバイスを連結接続できます。また、RAID保護機能を備えているので、セキュリティの観点から見ても安心。物理容量12TB(4x3TBドライブ)の容量で、4Kビデオやリッチメディアのクリエイティブ作業を徹底的にサポートしてくれます。
ディスクスピードテストのソフトで計測してみると、書き込み800MB/s、読み込み460MB/sをマーク。瞬間的には1000MB/sを超えることもありました。1世代前のSSDと同等の速度をたたき出します。
背面にThunderbolt 3ポートを2つ搭載した本製品。Thunderbolt 2の2倍、USB 3.1の4倍の速度である最大40Gbpsのポート速度なので、映像制作などのクリエイティブワークでその性能を発揮するでしょう。
Macの内蔵ストレージがSSDの場合、外付けハードディスクの遅さが気になってしまいます。いくらUSB 3.0やThunderbolt接続でも、1つのHDDでは速度に限界があるのです。とはいえ、数TBという容量をSSDで賄うにはまだまだコストの問題が解決しません。さらに、バックアップ用途の場合は、信頼性や耐久性という面でも不安が残ります。そうなると、HDDを複数台使って並列化するRAIDシステムしか選択肢はありません。本製品の場合、外付けとは思えないスピードを実現しています。使用容量20GBのMacBook Proでタイムマシンバックアップを行いましたが、初回バックアップが15分かかりませんでした。4発のHDDを内蔵したRAID 5が設定されているので、1台のHDDが故障しても再構築できる安全性も確保しています。
ExpertMouseワイヤレストラックボール
【発売】アコ・ブランズ・ジャパン
【価格】9525円
【URL】https://www.kensington.com/ja/jp/4493/k72359jp/expertmouse -ワイヤレストラックホール
Macでより繊細なカーソル操作が必要な場合は、Kensingtonの「Expert Mouse ワイヤレストラックボール」がおすすめです。Bluetooth LE(Low Energy)またはUSBナノレシーバ経由でMacとワイヤレス接続でき、直径55ミリの大きなボールでカーソルを繊細かつ快適に操作できます。ドライバーソフトの「TrackballWorks」を使えば、4つのボタンに合計6つの機能を割り当て可能です(付属のUSBドングルによる2.4GHz帯接続時のみ)。
付属のパームレストを付けると、かなりスペースが必要ですが、手首への負担が大幅に軽減します。編集者やライターで、腱鞘炎によってマウスから乗り換えたトラックボーラーは結構多いのです。腱鞘炎気味になって困っている人は、騙されたと思って試してみては?
WEBサイトからダウンロードできるドライバソフトの「TrackballWorks」を使えば、4つのボタンに合計6つの機能を割り当て可能です(Bluetooth接続ではなく、付属のUSBドングルによる2.4GHz帯接続時のみ)。LaunchpadやMission Controlを5~6ボタンあたりに割り当てると便利です。
「ポインティングデバイス」としては、マウスよりも古い歴史を持つトラックボール。現在ではトラックパッドに取って代わられて久しいですが、ボールを動かすことで得られる「物理的に物を動かす快感」は、ほかに代え難いものがあります。UIやHID(Human Interface Device)で「使って気持ちいい!」は正義なのです。また、実はマウスなどと比べて肩こりしにくい、といったメリットもあります(効果には個人差がありますが)。最近は指先でボールを動かすタイプのトラックボールが人気ですが、個人的には直径55ミリの巨大なボールを手のひらで転がす感覚が最高なこの「ExpertMouse ワイヤレストラックボール」シリーズがお気に入り。ADB接続時代から30年以上基本スタイルを変えていない、伝統の逸品です。
Mac向けのUSB接続タイプのフルセグ対応テレビチューナ「PIX-DT195W」。USB接続でバスパワーにも対応しているので、セットアップも簡単。地上・BS・110度CSデジタル放送対応のダブルチューナを搭載しているので、Macに接続すれば録画機能付きテレビに早変わり! 新モデルの「PIX-DT195W」は2番組を同時に録画できる「W録画」にも対応しています。
自宅にテレビのない単身者が増えていると耳にしますが、Mac用地デジチューナとしては唯一といえるのが、ピクセラのこのチューナです。かつてMacで地デジといえば「視聴できる」だけでしたが、本機では録画やブルーレイへの書き込みからiPhoneでの視聴も可能。ベッドやお風呂でくつろぎながら録画番組を観たいというとき、Wi-Fi経由でiPhoneやiPadで再生できるのは、一般的なテレビ用レコーダよりも便利といえます。
AirTurn BT-106 DIGIT(DUO)with ATFS-2 Pedal Board
【発売】あぽろん
【価格】1万3500円
「AirTurn BT-106 DIGIT」は、MacやiPadで開いている電子楽譜のページをリモートでめくれる画期的なツール。電子楽譜以外にも、使い方次第でプレゼンなどにも応用できます。本製品は、足元での操作を可能にするフットスイッチがセットになったもの(単体でも販売中)。「forScore」や「Piascore」といった楽譜アプリを利用しているユーザにはマストなアイテムといえるでしょう。
バンド活動や弾き語りなどをしている人は、iPadに譜面を入れておけば重たい楽譜ファイルを持ち歩かなくて済むんですが、一番の問題点は両手が楽器で塞がっているために譜面をめくれないこと。でもこのAirTurnなら、足下のペダルを踏むだけでiPadの譜面をめくったり戻したりできるんです。ペダルは踏んでも音がしない設計なので、静かな曲を演奏しているときでも耳障りな音がしません。多くの電子楽譜アプリに対応しているほか「iBooks」や「Kindle」アプリにも対応しているので、両手を使う作業をしながら読書したいときも便利です。
電気炊飯器やトースターなどで人気のBALMUDA(バルミューダ)が販売する「X-Base」。自然空冷を極めたデザインで、電動のファンを一切利用せずにノートPCの底面を4度~10度冷却することができます。接地部分以外がすべてアルミニウムとステンレスからの削り出しパーツで構成されているので、MacBookとの相性もぴったり。
ノートパソコンの冷却台と聞くと、傾斜をつけたスチールの板に騒々しいファンを取り付けた、ちょっと時代遅れのグッズをイメージするかもしれません。しかし、X-Baseを見ればそのイメージも吹き飛ぶでしょう。頑丈なアルミ削り出しフレームにスチール製のヒートシンクが組み合わされた独自の構造で、MacBookを置くとわずかに浮いていたヒートシンクが沈み込んで密着し、ファンがなくても効率よく排熱できるアイデアには思わず唸ってしまいます。脚部の角度を微調整して水平を出せる機構も考え抜かれていて、BALMUDAならではのこだわりが感じられます。
HyperX Savage
【発売】Kingston
【価格】64GB:7560円、128GB:1万3070円、256GB:1万7658円、512GB:3万6170円
【URL】http://www.hyperxgaming.com/jp/usb/savage-3-1-usb-flash-drive
「HyperX Savage USBフラッシュドライブ」は最大350MB/sという超高速の転送速度を実現したUSBメモリ。パフォーマンスラグなしにドライブからファイルへの素早いアクセスや編集、転送が可能です。データ容量は64GBから512GBまで展開中。動画や高解像度な画像、音楽など大きなデジタルファイルを保存するにはもってこいな一品です。
USBフラッシュメモリほど、買ってみてガッカリすることが多い製品はありません。「超高速!」などと早さを売りにする製品なのに、USB 2.0程度の速度しか出ないものが多いのです。ところが、このHyperXは、実測で書き込み100MB/s、読み込み340MB/sという速度。ポータブルSSDには及びませんが、USBメモリとしては充分に高速です。さらに、256または512GBという大容量も魅力。ストレージ容量の足りないMacBook Airや12インチMacBookユーザには予備のストレージとして役立つでしょう。