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着信音量が変更されるのを防ぐ方法

著者: 今淳一

着信音量が変更されるのを防ぐ方法

iPhoneの音量は、着信や通知の音量、通話の音量、そして音楽やムービーの再生時の音量と、それぞれ独立しています。何も再生していないときには着信・通知の音量が、通話時には通話音量が、メディア再生時にはその音量が調整されるよう、自動的に変更されるようになっています。これにより、たとえば「着信・通知音量は大きめにしつつ、メディア再生時の音量は控えめに」といった設定を自然に行えます。

しかし、この「自然に」というのが実は厄介で、意図せずして適当でない音量になってしまう場合もあります。メディアの音量は「再生時」に変更されるので、たとえばアプリを起動しているけれど実際に音は流れていないときに調整すると、着信音のほうが調整されてしまいます。うっかりするとメディア音量に引っ張られる形で着信音量が小さくなってしまうことも。こういったことを防ぐために、着信・通知の音量を固定してしまう方法があります。

「設定」アプリから[サウンド]を開きましょう。[着信音と通知音]の項目にある[ボタンで変更]をオフにすると、音量ボタンによる調整はされなくなり、この設定画面での音量設定で着信・通知音量が固定されるようになります。

左が[ボタンで変更]がオンの場合、右がオフの場合です。

「ミュージック」アプリを開いてはいるものの、特に何か音楽を流していない状態なので、音量を固定していない場合、左のように着信音量が変更されます。音量を固定していると、右のようにメディア音量が調整されるようになります。