1つのフォルダをシンプルにバックアップ
「Backup Guru LE」は、単純に1つのフォルダだけをバックアップしたいときに便利なソフトです。バックアップ元とバックアップ先の2つのフォルダを指定したら、真ん中の[Backup]ボタンを押すだけで、簡単にバックアップを実行できます。双方のフォルダ内にある項目のファイルサイズ、変更時刻が異なる場合はファイルが更新されたとみなされ、ファイルが置き換えられます。
外部ストレージの中身をその場でブラウズ
Macの内蔵ストレージの空き容量が残り少なくなったときの解決策として有効なのが、撮りためた写真やビデオ等を外部ストレージに移動することです。でも、いざその写真やビデオが必要になった場合に、お目当ての写真がどの外部ストレージに収録されているのかわかりづらいのが難点ですよね。「Disk Manager」は、外部ストレージのフォルダ構造を丸ごとカタログ化して、いちいちマウントしなくてもファイルブラウズを可能にします。写真や動画はサムネイルでプレビューしたり、名前や拡張子、ファイルサイズで抽出したりできます。作成したカタログへのアクセスは、パスワードで保護することも可能です。
指定した2つのフォルダを同期
タイムマシンは、ユーザが気づかないうちにすべてのファイルをバックアップしていますが、特定のフォルダだけを任意のタイミングでバックアップしたいときってありますよね。この「Sync Folders」を使えば、指定した2つのフォルダを監視して、中身が同じになるようにもう一方のフォルダと同期してくれます。この無料版では1組のフォルダを同期できるだけですが、有料のプロ版(960円)なら、同期モードを6種類から選択できるようになるほか、スケジュールによる自動同期に対応したり、設定タスクをファイルに保存・読み込みが可能になるなどの便利機能が追加されます。
除外項目を柔軟に設定してスピーディに同期
2つのフォルダの中身を同期したいけど、「実行時の時間は極力少なくしたい」という場合にオススメなのが、この「SyncBuddy」です。2つのフォルダ間で変更されたファイル(差分)のみを同期したり、指定したサイズよりも大きい/小さいファイルを除外して同期できるほか、隠しファイルやシンボリックファイルを対象外にしたり、登録した拡張子のファイル、あるいは特定のフォルダやファイル、さらにはメタデータやパーミッションを同期しないように細かく設定することが可能です。同期はメニューバーからワンタッチで実行できるほか、指定した間隔ごとに自動的に実行するスケジュール機能も搭載されています。
差分バックアップとマウント解除を自動化
いつも決まったファイル群を、フラッシュメモリやSDカードなどの外部ストレージにコピーして持ち出している人はいませんか? そんな人にオススメなのが「Backup To Go」です。あらかじめ登録した外部ストレージをMacに接続するだけで、それに関連づけられたフォルダやファイル群を自動的にコピーして、終わったら自動的にイジェクト(マウント解除)してくれるうえ、2回目以降は差分だけがコピーされるので、忙しいときでも必要なファイルをサッと持ち出せます。「外部ストレージ+ファイル群」の組み合わせ)は複数作成でき、外部ストレージごとに自動バックアップ、自動イジェクトの有無を設定できます。
タイムマシンの実行間隔を自在に変更
タイムマシンのバックアップ間隔は「1時間おき」と決まっていますが、CPU負荷の高い作業をしているときにバックアップが始まると動作が遅くなることがあります。「TimeMachineEditor」はタイムマシンの実行間隔をカスタマイズできるソフト。指定した時間(最短1時間)、日毎、あるいは指定した時刻/曜日/日付に実行できます。指定した時間だけ、バックアップを実行しないようにも設定できます。
【サムネイル】
「Disk Manager」では、読み込んだ写真やビデオのサムネイルの画質を高品質、低品質の2種類から選べます。また、サムネイルを作成するか否かは、ファイルの種類や拡張子をもとにして設定できます。
【最短15分】
「TimeMachineEditor」では、タイムマシンの実行間隔を標準の「1時間毎」より長く設定できますが、反対に、もっと短くしたいときはMacアップストアにある「iScheduleTimeMachine」を使えば最短15分おきで設定できます。