掃除には適材適所がある
アップル製品のお手入れには、実はそれほど大掛かりな清掃道具は必要なく、多くの場合は身の回りにあるもので十分にきれいにできます。大切なのは、掃除をするための簡単なポイントを覚え、必要に応じて道具や掃除の仕方を変えていくことです。
まず、大きな要素となるのが素材の違いです。アップル製品でよく使われるのが、アルミニウムやステンレスといった金属、ガラス、プラスチックなどといったものが挙げられます。これらはそれぞれ表面の特性が異なるため、掃除道具にも向き・不向きがあります。
さらに、ディスプレイのガラスにはそれぞれ用途に合わせたコーティングが施されているため、クリーニング材によってはこれを剥離させてしまう危険性もあります。同じような素材を利用していても、それぞれ最適な掃除方法や注意点が異なることを覚えておきましょう。
もう1つ重要なのが、コネクタやスピーカといた部分のお手入れです。コネクタは外部デバイスと通信するため金属部がむき出しになっています。アップル製品ではこの部分にも腐食しにくい素材が採用されていますが、これを傷つけてしまうとトラブルの元です。また、スピーカのメッシュ部分はゴミが筐体内部に入ってしまうと取り出せないため、清掃時には注意しましょう。