[ クリア条件 ]
ステージ上にあるスイッチを1個オープン、ジェム1個を獲得
[ 使用するコマンド・条件式 ]
collectGem() moveForward() turnLeft() toggleSwitch()
【攻略のポイント】Gemにたどり着くルートを探そう
「Portal Practice」は、複数のコマンドをすべて組み合わせてゴールを目指すチャレンジステージになります。このステージにたどり着くまでに覚えたコマンドを駆使して、バイトを上手に操りましょう。クリアのカギとなるのは新たに登場した「Portal(ポータル)」システム。これを上手に活用できれば、ジェムを獲得するためのルート確立もさほど難しくはないはずです。
ルートを見極める
一見、シンプルに進んでいくとジェムまでの道のりが続いているように見えますが、ステージの各所には段差が巧妙に設置してあります。つまり段差を乗り越える、というコマンドを持たないバイトにとっては行き止まりと同じ扱いになるので、何か別の方法を考える必要があるということになります。ここで活用できるのがこのステージから登場する「Portal(ポータル)」です。このマス目に乗ると、同じデザインになっている別のポータルまでテレポート(移動)して自由に行き来できるという仕掛けです。
つまり攻略ルートは実は1つしかなく、まずは moveForward()とturnLeft()でうまく誘導しながらスイッチまでたどり着いてtoggleSwitch() を使ってオープン、そのままポータルまで進めば孤立しているジェムのあるエリアまで一気にテレポートできます。そして、最後はcollectGem()を記述して、ジェムを獲得できればクリアです。
(1)直進してジェムまで行こうとすると段差に道を阻まれることに。このままではジェムにたどり着けません。どうすれば…。
(2)このステージから登場したポータルを使いましょう。コマンドを駆使してポータルの上に乗ってみました。すると吸い込まれて…。
(3)反対側の入り口にテレポートされます! こうなると、あとはジェムまで移動して獲得するだけです。
Swift Playgroundsを楽しむためのワンポイントアドバイス
iPadミニでプレイするときはタテ持ちがおすすめ
ラーン・トゥ・コードのコンテンツは、iPadを横に倒して使うと、画面左側にコード、右側にライブビューを配置でき、両方を見比べながらコードを試行錯誤していくことができます。しかし、これを画面の小さいiPadミニで実践しようとすると、コードとライブビュー、どちらも手狭になってしまい、ゲームを攻略するときにストレスになりがちです。特にこのページで取り上げたステージあたりから、記述するコード量も増えてくるため、視認性はかなり落ちてきます。
そんなときにはiPadミニを縦位置にして持ってみてはどうでしょうか。こうするとライブビューが上に、エディタが下に配置されるようになるため、両方とも十分なスペースが確保されるようになります(イントロダクションは横表示のみに最適化)。通勤・通学中の電車の中で少しずつ攻略してみたいから持ち運びがしやすいiPadミニでやりたいのだけれども…と思っていた人などは、タテ持ちで試してみる価値があるのではないでしょうか。ちなみに、iPadプロ12.9インチを縦位置で使っても、画面左側にコード、右側にライブビューという配置になります。画面が大きいため、縦位置で使っても視認性は十分なのです。
iPadミニを使ってスウィフト・プレイグラウンズを楽しむ人は、タテ持ちがおすすめ。手にちょうどフィットしたサイズ感で、プレイがしやすいですよ。
エディタエリアに、無理矢理moveForword()コマンドを複数続けてみました。すると、行頭に赤い●印が表示され、エラーになってしまいました。