機能制限やファミリー共有によるペアレンタルコントロールは「触ってはいけないものを触らせない」というものだが、アクセスガイドは「触って良いもの以外には触らせない」ものだ。有効にしている間は1つのアプリしか使えなくなる。
[一般]→[アクセシビリティ]→[アクセスガイド]と移動、アクセスガイドを有効にして、パスコードの設定を行おう。パスコードの代わりにタッチIDを使う設定もできる。また、利用時間の制限も可能だ。
実際に使うには、利用を許可するアプリを動かしている状態で、ホームボタンをトリプルクリックし、「開始」をタップすれば良い。オプションから、細かい利用制限や時間制限の変更もできる。アクセスガイドを終了させたい場合は、ホームボタンをトリプルクリックしてパスコードを入力するか、ホームボタンを押してタッチIDによる認証をすれば良い。
一つのアプリしか使えなくなる、極端にも思える機能制限だが、たとえば、親のiPhoneに子どもがやりたいゲームなどをインストールして、1日何時間まで、として遊ばせられるようになる。このほかにもデモンストレーションやちょっとした用事などで、誰かに自分のiPhoneを触らせるときなどにも非常に役立つ機能なので、ぜひ活用してほしい。