アップルRenewプログラムは、まだまだ始まったばかり。手順を把握したのはいいけれど、「わからないことが多すぎる!」と困っている人も多いはず。そこで、アナタの下取りをサポートするために、気になる疑問に答えます。これさえ押さえておけば、あとは実際に下取りを申し込むだけ。疑問を吹き飛ばして、お得にアップル製品を売っちゃいましょう!
【Q】一度に何台まで下取りに申し込めるの?
【A】直営店では台数制限あり 複数台申し込むならオンラインで!
アップルストア直営店でアップルRenewプログラムに申し込みできるのは、iPhoneとiPadのみで、それぞれ同時に1台までとなります。また、アップルストア直営店ではiPhone、iPad、アップルウォッチのいずれかの購入(キャリア契約モデルを含む)が前提となります。複数台のデバイスやMacなども下取りをしてもらうのであれば、オンラインでの申し込みを検討してみましょう。
アップルストア直営店とは異なり、オンラインで申し込めば、複数台まとめて下取りに出すことができます。ただし、申し込み自体は各デバイスごとに必要です。
【Q】どれくらいの傷なら下取ってもらえるの?
【A】小さな傷や凹みは減額対象外 致命的な故障は下取り不可
下取り可能な条件は、端的にいえば「内部の電子部品が再利用可能な状態であること」です。たとえば、まったく電源が入らない故障機や、液体損傷が見られるようなデバイスには価格がつきません(リサイクルのための引き取りは可能)。一方、小さな傷や凹みなど、動作に支障がなければ減額の対象にはなりません。ボタンが動作しないものや、画面が破損しているものも、大幅に減額になりますが、下取り可能です。しかし、これはiPhoneの場合のみで、iPadには価格がつきません。
画面の破損は、動作に支障がない程度のものであれば下取り可能です。破損している自分のデバイスがいくらで下取ってもらえるのか、1度直営店に行ってみるとよいかもしれません。
【Q】どんなデバイスでも下取りしてくれるの?
【A】下取りは対象デバイスのみ 対象外はリサイクルを検討しよう
アップルストア直営店で下取り可能なデバイスは、iPhone 4以降ならびにiPad 2以降のみです。オンラインでは2007年以降のMacおよび一部の他社製スマートフォンやウィンドウズPCも下取り対象となっています。また、リサイクルによる引き取りのみであればすべてのiPhoneおよびiPad、2002年以降のMacも直営店で無料で引き取ってもらうことができます。
たとえば、iPhone 3Gや初代iPadは下取りに出すことができません。自宅で保管しておくか、アップルストア直営店に持って行きリサイクルに出しましょう。
【Q】直営店とオンラインではそれぞれ下取り価格が違うの?
【A】直営店もオンラインも下取り上限額は変わらない!
対象となるiPhoneやiPadの価格を調査してみたところ、アップルストア直営店とオンラインの下取り上限額に関しては、両方まったく同じ設定になっています。つまり、その場で査定をして購入するものから割引してもらうことが可能なのが直営店のプログラムで、一度送付して査定結果から買取額がチャージされ、後日割引として利用可能なのがオンラインのサービスという違いのみです。どちらで申請をしても価格の有利不利はないと考えてよいでしょう。
アップルストア直営店で申し込んだ場合でも、デバイスに問題がなければオンラインの下取り上限額と同じ金額が提示されます。直営店へ行く前に、オンラインで上限額を確認しておくとよいでしょう。
【Q】割賦支払いが残っているけど下取りしてくれるの?
【A】支払いが完了していなくてもOK!
ただし「赤ロム」は下取り対象外
下取りサービスの対象となるiPhoneやiPadは、SIMフリーモデルはもちろんキャリアモデルでも受け付けてもらえます。さらに、端末の割賦が完了していないものでも下取り対象、というのが大手ショップなどにはない大きなポイントになります。ただし、注意しておきたいのは、支払いが滞納していたり紛失扱いになってロックされている、いわゆる「赤ロム」は下取り対象外となります。これらは店頭でキャリアに問い合わせてチェックされます。
自分のデバイスが「赤ロム」であるかどうかは、各キャリアのWEBサイトで確認することもできます。
【Q】イヤフォン、電源アダプタなど元箱や付属品はどこまで必要?
【A】下取るのは本体のみ! 元箱や付属品は必要なし
アップルが下取るiPhoneやiPadは、本体のみが対象で、外箱や付属品は引き取りません(直営店・オンライン共通)。このため、電源アダプタやライトニングケーブル、イヤフォンなどは手元に残しておき、下取り後も引き続き利用することができます(オンライン申し込み時に同梱して送付した場合は不用品として廃棄されます)。ただしMacの場合には、電源ケーブルや電源アダプタは下取り品として必須です。これが揃わない場合には下取り不可になりますが、外箱や説明書、インストールディスクなどは不要です。
iPhoneやiPadは、本体のみ回収するので、元箱や付属品は一切必要ありません。イヤフォンや電源アダプタを手元に残しておけるのは大きなメリットです。
【Q】アップルストアギフトカード以外で下取り金額を受け取れるの?
【A】下取り金額の受け取りは例外なくギフトカードで
査定された金額は、アップルストア直営店とオンライン共通で、例外なくアップルストアギフトカードにチャージする形で渡されます。直営店で手続きした場合、ギフトカードはその場で一括購入の際に使用することもできますし、残しておいて、あとで別のアップル製品の購入に充てることもできます。ギフトカードは原則有効期限がないことと、直営店なら6枚、オンライスンストアであれば8枚まで同時に使用することができるので、何枚か貯めておいて一度に使用することも可能です。
アップルRenewプログラムで下取りを申し込んだ場合、下取り金額はアップルストアギフトカードにチャージされて渡されます。現金での受け渡しは一切行っていません。
【Q】申し込んだあとにキャンセルはできるの?
【A】デバイスを引き渡した後のキャンセルは不可
規約書にも記載されていますが、申し込みを完了させたあとに手続きをキャンセルしてデバイスを返却してもらうことはできません。そのため、個人情報などのデータは事前にバックアップなどを実施し、デバイス内から削除しておくこと、SIMカードの取り出しなどは忘れずにやっておきましょう。ただし、オンラインでは見積り金額と実際の査定金額が異なった場合のみキャンセル可能です。
SIMカードの取り出しは、直営店で申し込む場合には担当のスタッフがやってくれます。オンラインの場合はデバイスに同梱したまま返送してしまうと、廃棄されてしまうので注意が必要です。