iOSデバイスだけでなくMacでも雑誌を読み放題できる!
前はほぼ定期的に買っていたのに、気がつくと読まなくなってしまった雑誌がいくつかあります。決して内容に不満があったわけではありません。日々の忙しさにかまけて雑誌を読む時間が少なくなり、いわゆる「積ん読」状態になってしまったというのが大きな理由です。そうなると、新しい号を買うのがもったいなく感じてしまうこの気持ち、共感できる人もいるのではないでしょうか。
でも、それではだんだんと自分の興味の幅が狭くなってしまう、心と頭にもっと栄養を! ということで、今ホットな電子雑誌の読み放題サービスを使ってみることにしました。これなら、読んでいない雑誌が積み上がって買う気が削がれるということもありませんからね。
さて、いざ始めようと思ったとき、悩ましいのがどのサービスを選ぶか。読み放題サービスはいくつかありますが、自分に一番ピッタリなのはどれなのでしょうか。その見極めで一番重要なのは、自分の読みたいタイトルがあるかどうかということだと思います。各サービスの公式サイトを訪れると、〇〇本以上の雑誌が読める!と謳っていたりしますが、実際は不定期刊行のムックや増刊のタイトルも含めての数字だったりして、数字を鵜呑みにできないことがわかりました。そこで、「定期刊行の雑誌(年1回発行という長い発行サイクルは除く)」に限定して独自にカウントしてみたところ、dマガジンの充実ぶりが目を引きました。
実際にdマガジンのアプリを使ってみましたが、挙動は十分な軽快さだと感じました。また、雑誌一覧画面の表紙サムネイルが大きいこともうれしいポイントで、これなら表紙に書かれた掲載内容まで判別できます。ほかのサービスのアプリも試してみましたが、機能面を見てもdマガジンのアプリは充実している部類だといえます。
さらにdマガジンは、読み放題サービスとしては珍しく、iOSアプリだけでなくMacのWEBブラウザでの表示にも対応しています。試す前は正直オマケ程度だろうと考えていたのですが、iMacくらいのディスプレイサイズだと拡大せずにそのまま見開きで読むことができ、今や昼休みの読書で活躍しています。
読み放題サービスを始めて気がついたのは、読書の時間は案外作ることができるということです。食後のちょっとした時間とか、電車での通勤時間とか。iPhoneなら、そんなちょっとした時間も漏れなく読書にあてられます。同じように時間がないと感じている方も、ぜひ一度試してみてください。dマガジンなら、31日間無料で試せますよ(Mac Fanも読める!)。
iMacでdマガジンをサファリのフルスクリーンモードで表示。拡大せずに見開きでそのまま読み進んでいけます。手元のMacBookプロ 15インチ(非レティナ)だと拡大が必要だと感じましたが、レティナディスプレイならそのまま読める可能性があります。
小平淳一
長野県に住みながらMac Fanの記事を書いたり、編集したり。そのほか幅広いジャンルに渡る執筆や、印刷物やWEBサイトのディレクション、時にはWEBコーディングをと、業務内容は多岐に渡りますが、ヘルメットをかぶって作業することはほとんどありません。【URL】http://www.jkodaira.info/