オフィス(Microsoft Office)アプリをiPadプロで使うと、デスクトップPCだけに縛られた文書作成のワークフローがすでに前時代的なものだと実感する。
そもそもiPad版のオフィスアプリは、高度な機能や直感的なユーザインターフェイスで、モバイルでの文書作成に高い生産性をもたらした。iPadプロでは、そのメリットがさらに大きくなる。12.9インチの高精細な大画面により、文書をズームアウトしても全体をクリアに見渡すことができるほか、スプリットビューによる画面分割により、さらに一段高いレベルでの生産性の向上が望めるようになっている。
そのうえ、アップルペンシルを使った手書きでの校正・図形描画機能は、デスクトップPCを超えるタブレットならではのメリットをも生みだした。パフォーマンスや操作性の高さも含め、オフィスアプリ+iPadプロの組み合わせは、生産性・創造性の両方で新次元の体験を提供してくれる。
iPadプロでオフィス文書の編集を行うには、オフィス365の加入が必要だが(そもそも閲覧においても、商用利用にはオフィス365の加入が条件)、iPadプロの恩恵を最大限に享受したいのであれば、オフィス365の加入をためらう理由はないはずだ。
スプリットビューが活きる大画面
左右に別々のアプリを表示するスプリットビューは、12.9インチの大画面でこそ真価を発揮する。エクセルで作ったグラフをワードにコピー&ペーストするといったアプリ間の連携も、画面が広いためストレスなく行える。
キーボード併用で生産性アップ
カバーと一体になったiPadプロ用のスマートキーボードがあれば、モバイルでの生産性は飛躍的に高まる。利用できるキーボードショートカットも多く、エクセルなどはキーから指を離すことなく効率的な入力ができる。
マルチデバイス対応を推し進めたオフィスは、今やデバイスによる差を心配することなく文書を開けるようになり、さらにオフィス365のユーザならクラウドを介してシームレスに作業を継続できるようになった。ソファに座って楽な姿勢で仕事をしたいときはiPadを、集中したいときはMacを使う、そんな自由を提供しているのが今のオフィスだ。
しかも最新のオフィス2016 for Macは、Mac上での快適な作業を実現する改良が数多く盛り込まれている。たとえば、レティナディスプレイに最適化されたスマートなユーザインターフェイスや、ピンチイン/ピンチアウトなどマルチタッチトラックパッドへの対応、フルスクリーンモードにも最適化され、エルキャピタンのスプリットビューでも快適に作業ができることなどが挙げられる。今どきのMacに最適化された使い勝手を提供してくれている。
個々のソフトに関しても、最新版では多数の機能向上が図られており、ユーザの知的生産を強力にサポートしてくれる。
ユーザの細かなニーズに応える機能の充実ぶりがオフィスの魅力だが、オフィス365ユーザなら、今後継続的にリリースされる数々の拡張機能まで利用できる。「Macでの快適な文書作成ならやっぱりオフィス」というのは間違いないだろう。
クラウド越しのシームレスな作業
オフィス365のユーザは、マイクロソフトの提供するクラウドストレージサービス「ワンドライブ(OneDrive)」を介して他のデバイスとデータをやりとりできる。iPadで編集した文書は自動的にワンドライブに保存されるため、面倒な操作をすることなくMacで即座に作業の再開ができる。
豊富な拡張機能が登場
今後、オフィスに機能を追加する機能拡張が順次リリースされる。たとえばパワーポイントの場合、画像をドロップするだけで複数のデザイン案を提示する「PowerPoint Designer」や、スライドの切り替えに映画のようなアニメーションを追加できる「Morph」などが追加予定だ。
選べるOfficeの提供形態
[ 提供形態一覧 ]
Office 365 Solo
【価格】1万1800円/年(ほか、法人向けOffice 365各種プランでも利用可能)
Office Home & Student 2016 for Mac
【価格】2万3800円(参考価格)
Office Home & Business 2016 for Mac
【価格】3万4800円(参考価格)
[ 提供ソフト ]
※Office 365 soloは、Publisher(Windows)、Access(Windows)も含む。
※Office Home & Student 2016 for Macは、Outlookが利用不可
オフィス2016 for Macは、オフィス365ソロだけでなく、永続ライセンス版を購入することでも利用可能である。オフィス365ソロでは2台までのMac/ウィンドウズに加え、2台のタブレット、2台のスマートフォンで利用でき、マルチデバイスのメリットを最大限に引き出せるが、Macのみの利用および、常に最新版が利用できることや大容量オンラインストレージなどが必要ないという人には永続ライセンス版も選択肢となるだろう。まずは、1カ月利用できる無償試用版を試してみてはいかがだろう(http://products.office.com/ja-jp/try)。
[PR] 企画協力:日本マイクロソフト株式会社