2年前のiOS 7で追加されたのが「コントロールセンター」だ。もちろんiOS 9でも引き続き搭載されており、画面の下からスワイプすると表示され、iOSデバイスを使っていて多くの人が日常的に利用する設定項目が表示される。たとえば、Wi-Fiのオン/オフやスポットライトのオン/オフ、回転ロックの制御などが行える。
こうした設定は「設定」アプリからも行えるが、いちいち各項目を階層を辿って設定するのはかなり面倒なもの。コントロールセンターを使えば即座にアクセスできるため、操作勝手は大幅に向上するだろう。
なお、コントロールセンターはどのような画面が表示されていても即座に呼び出すことが可能だ。iPhoneがロックされていても(ロック画面でも)呼び出すことができる。
コントロールセンターの機能
(1)コントロールセンターを表示
コントロールセンターは画面の下端から上にスワイプすると表示される。画面の外から指を滑らせるように操作するのがコツだ。閉じるには「>」をタップしよう。
(2)エアプレイの設定
Wi-Fiネットワーク内にエアプレイ対応機器があれば、コントロールセンターに[AirPlay]ボタンが表示され、ここをタップすると再生先のデバイスを選べる。アップルTVを選んだ場合、iPhoneの画面をミラーリングするスイッチが現れる。
(3)ロック画面にも対応
コントロールセンターは、ロック画面でも同じように利用できる。なお、ロック画面の右下のカメラアイコンを上にスワイプすると「カメラ」が起動する。