フィルムでMacをガード
MacBookをキズから守りたいけど、本体は薄いままがイイ、カバーは付けたくない…なんて贅沢な悩みを抱えている人は僕だけじゃないと思いますが、そんな悩みを解決できる「マックラップス(MacWraps)」というサービスと出会ったので、紹介しちゃいます。
マックラップスは車のラッピングなどを手がけている「ダイヤサービス」が行っているサービス。70色以上のフィルムから、好みの色を選んでMacBookをラッピングできるんです。MacBookの薄さと軽さを活かしたまま、汚れやキズから守れるのが一番の魅力です。
使用するフィルムは車のラッピング専用のもので、市販のフィルムよりも薄く、糊も残らずきれいに剥がせます。
貼るのにコツがいるため、ダイヤサービスさんではフィルムの販売は行っていません。ラッピングをしたい場合、Macを一時的に預けて加工してもらうか、直接、千葉・習志野市のお店に行くか、イベントなどの実演販売に持ち込む必要があります。カバーを付けずにMacBookをキズから守りたい、ラッピングでMacをデコりたい! という人にはオススメのサービスです。WEBサイトにはフィルムの色見本があり、Macに貼った写真も多数掲載されていますので、何色を貼ろうかな? とイメージをふくらませるのも楽しいですよ。
カーラッピング専用フィルムを揃えています。単色だけでなく、カーボン調などのフィルムもあり、豊富なラインナップから選べます。今回はマットグリーンをチョイス。
来店の場合は、電話で施工するMacの機種名を伝えておくとよいでしょう。エア、プロに加え、この間発売された12インチのMacBook、iPadもラッピング可能です。図面に従ってカッティングプロッターでフィルムをカットしてくれます。
切り出したシートです。Macを念入りに拭いてから貼り付け作業が始まります。
フィルムを貼り付けていきます。少し貼って位置を直し、剥がして…を繰り返してベストポジションを見つけるのです。プロの技を間近で見られる貴重な機会に興奮です。
フィルムの粘着を強くするためにドライヤーで温めます。もちろん、剥がすときには糊残りもなく、つるりと剥がれるのでご心配なく。ちなみに、アップルマークやゴム足の周りは、フィルムの伸縮に対応するため、若干の余裕を持たせてカットしてあります。
完成したMacBookエアです。価格はフィルムの種類によって変わりますが、今回の施工代金は表面5500円、裏面3500円でした。
松山茂
東京・谷中を拠点として日々ガジェットと猫を愛でながら執筆するフリーライター。Mac歴は1984年発売の初代Macintoshから。気づけば早30年余、Macの進化と時の流れの速さを実感中。