価格によるスペックの切り分けではなく、
ニーズに合わせて最高の体験を提供
実用品の域を超えた魅力
アップルのノートブックは「ほかにはない魅力を備えている」と語る人があとを絶ちません。かつてチタニウム合金をボディ素材に採用した「PowerBook G4」は、厚さ2.6センチという当時のノートブックでは驚異的な薄さを実現。金属加工にこだわったアプローチはその後MacBookシリーズへと受け継がれ、洗練され続けてきました。特に「ユニボディ」と呼ばれる、純度の高いアルミニウムを掘削する加工技術は、他の追随を許さないほどの精度を持ち、今やアップルは世界一の金属加工技術を持つメーカーの1つになりました。
こうした質の高いデザインセンスとこだわりは単にアップル製品だけに止まらず、ノーブック型コンピュータの最先端をリードし、常に業界に大きな影響を与え続けているといっても過言ではありません。「持っているだけで満足感のある存在」、それがアップルのノートブックの魅力なのです。
「使いやすさ」こそが真髄
魅力的なのは外観だけではありません。MacBookシリーズは、採用するテクノロジーにおいても、ノートブックの最先端をリードしてきました。
たとえば、マルチタッチジェスチャや感圧によるクリックなど操作方法を大幅に拡張し続けるトラックパッドや、「高精細ディスプレイ」の代名詞ともなったレティナディスプレイ、さらには薄型化に伴いパンタグラフの構造も変えてきたキーボードなどの革新は、確実に私たちの「使いやすさ」を下支えしています。
また、光学式ドライブをなくすとともに、高速化のボトルネックになっていたハードディスクを薄型で高速なフラッシュストレージに置き換えることで、速度向上だけでなく薄型化・軽量化にも成功しました。さらに、消費電力を軽減する工夫を随所に組み込むことで、バッテリのみでほぼ1日利用できるようになるなど、旧来のコンピュータの性能指標である「速さ」だけでは測れないような快適さを提供しています。
そしてアップルのノートブックの魅力は、これらのテクノロジーをうまく組み合わせて用途に応じた最適なモデルを用意しているところにあります。MacBookシリーズには、「プロ」と「エア」、そして新しいMacBookと3つのカテゴリが存在しますが、これらは「価格=性能」というわけではありません。長時間稼働のニーズに応えるMacBookエア、最新の技術を詰め込んだMacBookなど、それぞれMacBookプロにはない特徴を備えています。「適材適所」をモットーに、内面に至るまでしっかりとデザインし尽くされているからこそ、すべてのラインアップが支持を集め続けているのです。