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本音で語るMacBookの魅力 3

【MacBookの知 Chapter 1】OKAMOTO’S オカモトコウキ × MacBook Air

【MacBookの知 Chapter 1】OKAMOTO’S オカモトコウキ × MacBook Air

オカモトコウキ

1990年11月5日生まれ。中学校の同級生で結成されたロックバンド「OKAMOTO'S」のギター担当。2010年デビュー。6枚目のアルバム「OPERA」が2015年9月30日に発売予定。また、11月より全国22カ所を回る「OKAMOTO'S TOUR 2015 “LIVE WITH YOU”」を敢行予定。

クリエイターが仕事をするうえで、自分の作品を任せられるマシン

─Macとの出会いは?

コウキ●親がデザイン関係の仕事をしていて、子どもの頃からMacは身近にありました。小学生の頃、ブラウン管のiMacを買ってもらって、それでずっと遊んでいましたね。友だちと動画を撮ってきて、iMovieで変な音を付けたり。中学生でバンドを始めてからは、ライブのフライヤーを制作したり、CDを焼いたり、音楽制作にも使い始めたという感じです。今はiMac(Late 2012)とMacBookエアの11インチ(Mid 2011)を1台ずつ持っています。

─MacBookはいつから使い始めたんですか?

コウキ●実は今使用しているエアが、自分にとって初めてのMac

Bookなんです。4年前、大学で卒業論文を書く必要があり、その頃はすでに仕事もしていたので、ツアーの合間に外出先で論文を書かないといけなくて。最初は論文執筆くらいにしか使ってなかったんですけど、今は「ロジック・プロ(Logic Pro X)」を入れて、音楽制作にも使っています。

─iMacとの使い分けは?

コウキ●家では基本的にiMacですね。外出先で作業しないといけないときには、iMacからエアにファイルを移して持ち出しています。ツアーやレコーディングなどがあるとどうしても外にいる時間が増えるので、最近はエアを使うことが多くなりました。

─仕事では、具体的にどんな風に使っているんですか?

コウキ●ちょうど先週まで新しいアルバムの制作をしていたんですけど、エアと、オーディオインターフェイス、コルグの小さなキーボードだけ持ってスタジオに行って、その場でロジックに打ち込んだり。ちょっとしたフレーズならエアとキーボードがあれば、どこでも作れますからね。あとは、最近CDのレビューの執筆なんかもしているので、それは外で時間の空いたときにエアで書いています。

─エアに不満はありますか?

コウキ●ストレージが小さいことです(笑)。でも、それ以外にはあまりないですね。11インチのサイズ感も気に入ってます。仕事で使ううえでも2011年のエアで現状は十分なので、しばらく買い替えたりは考えていないです。

─では逆に、エアの魅力は?

コウキ●軽くて、起動も速くて、動作も安定していることです。当たり前のことになりますが、クリエイターが仕事をするうえで、自分の作品を任せられるかどうかは、すごく大事なことなので。あとは、知り合いがウィンドウズのノートPCを使っていて、そのPCで動画を観るとカクカクなんですよ(笑)。そういうのを見てると、「MacBookを使っていてよかった」と思います。

─今後、エアでやりたいことなどはありますか?

コウキ●ロジックの使い方を詳しく覚えて、もっと音楽制作に深く活用したいですね。今回のアルバム制作にもエアは大活躍したので、これからも使い倒していくつもりです。

オカモトコウキさんのMacBookエア(Mid 2011)。本体のデザインが好きなので、ステッカーなどは貼っていないとのこと。

MAudio社製のオーディオインターフェイス。XLRタイプコネクタが1つのシンプルなものだが、キーボードをつないでロジック・プロでフレーズを作っているそう。