中でも、あるプロダクトデザイナーさんとの取材がとても興味深いもので、MacBookシリーズのデザインについてお話をうかがう企画だったのですが、やはりプロダクトデザイナー目線ってすごいですね。我々では気にも留めない部分をよく見ていらっしゃる。
取材の帰り際、そのデザイナーさんとお話していると、「今、デザイン学校の学生に課題としてコンピュータのデザインを出すと、しっかりボディの裏側までデザインしてくる子が多くなったんですよ」なんて話題に。というのも、昔だったら、ボディ裏側にまでこだわらない人も少なくなかったようなんです（言ってしまえば裏側なんて誰も見ないのだから、と考える人も中にはいたそうで）。それをだんだんと変えていったのが、徹底的に細部までこだわるアップルのデザイン哲学であって、それがしっかり今の若者にも伝わっているんだ、と実感できる話を聞けたなぁ、なんて。
さて、上記の内容以外にもMacBookに関わる「なかなか聞けない話」を今月29日発売の10月号にドーンと掲載する予定です。お盆休みを返上して鋭意作成中ですので、どうか首を長～くしてお待ちください（加えると夏休みもありません、やけくそです）。
【笹本貴大／Mac Fan】
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