アップルミュージックのサービスを最大限に楽しむにあたって、理解しておきたいのがこのiCloudミュージックライブラリ。この機能をオンにし、元々自分が所有している曲をクラウドにアップロードすれば、アップルミュージックから提供されている曲とともに、デバイスを問わずストリーミング再生ができます(※アップルミュージック対応デバイス)。
ただ注意したいのが、これはバックアップをとるためのサービスではないということです。なので、iCloudミュージックライブラリにアップしたからといって、ローカルの音楽ファイルが不要というわけではないことを理解しないといけません。
万が一、ローカルの音楽ファイルを消してしまい、同じ曲をiCloudミュージックライブラリから再ダウンロードしても、それはライブラリを参照してできた(正確にいえば別の)音源なのでDRM(デジタル著作権管理)が付いてしまい、コピーや他デバイスでは再生ができなくなってしまいます。
個人的な見解ですが、アップルミュージックはまだ仕組みが整っていない印象です。そのため、解説もまだあまり追いついていないのが正直なところ。ただ、このiCloudミュージックライブラリの挙動については覚えておくとよいでしょう
【毛内達大/Mac Fan】