スクリーンショットのファイル名を変更するために、ターミナルを使用する。まずは、末尾の日付と時刻をファイル名に含めない方法を解説する。ターミナルを起動して、以下のコマンドを実行してみよう。
$ defaults write com.apple.screencapture include-date -bool false
するとファイル名はこのように変更され、複数のスクリーンショットを撮影した場合には連番で管理される。元に戻す場合は以下を実行すれば良い。
$ defaults write com.apple.screencapture include-date -bool true
また、日付や時刻はそのままに、「スクリーンショット」という文字列を変更したい場合は、以下のようにすればいい。
defaults write com.apple.screencapture name "変更したい名前"
「スクリーンショット」の代わりに表示させたいファイル名を""で囲めばよい。例えば"SS"と撃ちこめば、ファイル名はこのようになる。
元に戻したい場合は、上のコマンドでファイル名に再度"スクリーンショット"を指定すればよい。
ちなみに、
$ defaults write com.apple.screencapture name ""
と入力すれば日付・時刻のみのファイル名が指定できそうだが、実際にはファイル名の頭に半角スペースが入ってしまう。
また、上記で紹介した2つのコマンドは併用可能だ。どちらも使用した場合、以下のようになる。
これらのコマンドを使って、スクリーンショットの名前をカスタムしてみよう。