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クッキー管理で安全性と便利さを手に入れる

著者: 今淳一

クッキー管理で安全性と便利さを手に入れる

クッキーとは、WEBサイトにユーザが訪れた際、サイト制作側がブラウザを通じてユーザ側のコンピュータなどに一時的にデータを保存させる仕組みのこと。ユーザの属性などが情報や最終訪問日などを記録されている。次回、同じユーザが訪問した際にIDやパスワードなどを自動認識し、利便性を高めてくれるものだ。とはいえ、こちらの情報が常に筒抜けなのも問題がある。

iPhoneでのWEB閲覧の場合は、どのように制限をかければいいのだろうか。まずは設定アプリを開き、[Safari]をタップしよう。クッキーの設定はやや下にある。

[Cookieをブロック]をタップすると、クッキーのブロックに関する設定ができる。必要に応じて設定を変更しよう。セキュリティ上の側面を考えると、すべてのクッキーを無条件に受け入れるのは問題があるので、受け入れないか、必要なときだけ緩めるのがよいだろう。

クッキーをすべて削除したい場合は、設定の最後のほうにある[Cookieとデータを消去]をタップすればよい。ただし、この方法だとすべてのクッキーが一括で削除されることになる。

WEBサイトごとの個別のデータを見ながら削除したい場合は、設定の一番最後の[詳細]から、[WEBサイトデータ]と辿った先で、個別に編集を行おう。普段はあまり意識しなくてもよいと思うが、クッキーを許可しないとエラーを起こすサイトもあるので、どこに設定があるのか、また、問題が起きた場合にデータを削除するにはどうしたらいいか、は把握しておこう。