iPhoneに限った話ではなく、携帯電話が登場して以来、常々いわれているのが、便利さの代償としての、携帯に「使われる」現象だ。とりわけ、寝ているときに携帯に起こされるのは非常に不愉快だと思うが、iOS 7の「おやすみモード」は、まさしく、そんなときのための機能だ。まずは基本的な設定だが、[設定]アプリから[おやすみモード]をタップして見ていこう。
設定しておきたいのが[時間指定]だ。間違いなく就寝しているであろう時間帯を設定しておけば、寝る前におやすみモードにする、というような手間がいらなくなる。また、いくら寝ているときでも、緊急の着信は受けざるを得ない、という場合は[着信を許可][繰り返しの着信]あたりの項目をチェックしよう。
設定項目の最後には、[通知なし]の設定がある。ロック時のみに指定しておけば、おやすみモードがオンになっていても、iPhoneをいじっている場合には通知を受けることができる。
最後に、コントロールセンターからの「おやすみモード」のオン・オフ。設定画面にいちいち移動してオン・オフをする必要はなく、コントロールセンターから制御するのが手っ取り早い。
これでひととおりはおしまいだが、ざっと流しただけでも意外と融通の利く設定ができるようになっているので、設定次第でより快適にiPhoneを使えるようになるだろう。