フリーズしたソフトを強制終了するのには、複数の手順がある。一番手っ取り早いのは、Dockでフリーズしたソフトアイコンを右クリックして強制終了させることである。アクティビティモニタを使ってもいい。
しかし、フルスクリーン状態だと、これらの方法が使えず、泣く泣くシステムを強制的に再起動させる羽目になったという方もいるのではないだろうか。
フリーズの度合いにもよるが、キーボード入力が生きているなら何とかなる場合もある。
古くからのユーザにはお馴染みの[コマンド]+[オプション]+[esc]キーの同時押しによる強制終了ダイアログを表示させられれば、問題のアプリのみを終了させればよい。
また、[コマンド]+[tab]キーを押してアプリケーションの切り替えを行えば、フリーズしたソフトから別のソフトへ移動できる場合もある。
強制終了が日常茶飯事だったOS 9の頃より前からのユーザであれば、今更のような基本テクニックであるが、しかし、フリーズの機会が減った今だからこそ、振り返っておきたいテクニックだ。何より、フルスクリーン状態のフリーズだと、一瞬、何をしていいのか混乱することもある。まずは落ち着いてから、再起動という最後の手段の前に試してみよう。