ファインダウインドウのタイトル部にあるアイコンを、標準テキストとしたテキストエディットにドラッグ&ドロップしよう。これだけでそのフォルダの絶対パスがテキストとして表示される。ファイルをドロップした場合も同様だが、リッチテキストだと画像になってしまうことに注意しよう。
[コマンド]+[シフト]+[G]キーを押すと、絶対パスを使ったフォルダ移動ができる。階層を何度も潜る手間を考えると非常に楽になるだろう。
なお、[ファイル]メニューから[情報を見る]を選択しても、場所として絶対パスが表示されるが、一階層手前までとなっているので、使い勝手はやや劣る。
絶対パスを頻繁に使うは、ターミナルを頻繁に使うUNIXよりのヘビーユーザかと思われる。ターミナルにファイル・フォルダをドロップすれば絶対パスが入力されるので、そちらを利用している方もおられるだろう。
しかし、今回の方法は特にターミナルに関しての知識を必要とせず、階層の深い場所にあるファイルに簡易にアクセスできるという利点がある。意外に役立つので、覚えておいて損はない。