Macでは隠しファイルはファイルの頭に「.」(ピリオドまたはドット)を付けることで可能になる。この特性を使うと、ファイルを隠しておくことができるのだ。
まず隠したいファイルの名前を頭に「.」を付けて作成する。保存場所はどこでもいいが、[デスクトップ]を指定しておくのがもっともわかりやすいだろう。これで、デスクトップには表示されないテキストファイルが保存される。
このファイルを開くときには、作成したアプリケーションでオープンダイアログを開き、ダイアログ表示中に[コマンド]キー+[シフト]キー+[.]キーを押す。するとオープンダイアログ中に隠しファイルが表示され、選択できるようになる。
これで隠しファイルを開いて表示、加工が可能になる。秘密の日記帳などを置くのには最適だ。ただし、隠しファイルを全表示するユーティリティなどを使ったり、以前紹介した「不可視ファイルを検索する方法」を使うとばれてしまうので注意しよう。