Macでは「不可視ファイル」と呼ばれる、普段の状態では見えなくなっているファイルがある。これはさまざまな理由から隠されていて、その多くはシステムに関連する問題でユーザに触れてほしくない部分だったりもする。
しかし、ファインダ上の表示がおかしくなったりしたとき、[.DS_Store]というフォルダ内のファイルの配置や表示の大きさ、スタイルなどの設定を記録するファイルがおかしくなっている場合があり、これを削除すれば直る場合がある。
そこでこの不可視ファイルを検索してみよう。まずファインダから[コマンド]キー+[F]キーで検索ウィンドウを呼び出し、[種類]の項目から[その他]を選ぶと、[検索属性を選択]というダイアログが現れる。
この中の[不可視のファイル]にチェックを入れて[OK]を押す。
すると検索の属性が[ファイルの可視属性]が[可視の項目]で検索されるので、後ろの項目を[不可視の項目]に変更しよう。
すると不可視ファイルのみが表示される。あとは通常どおり、検索部分に単語を入れて検索できるようになる。
ただし不可視ファイルの一部は消してしまうとMacがおかしくなることもあるので、注意して扱おう。