数文字入れただけで残りの部分を補完してくれるオートコンプリート機能は便利な機能だが、やはりプライバシーの問題がある。
こんなときはサファリの履歴などすべてを消去できる[Safariをリセット]を使おう。[Safari]メニュー→[Safariをリセット]を選ぶとパネルが表示され、履歴、キャッシュ、名前とパスワードなどをリセットできる。複数の項目が並んでいるが、一番上にある[履歴を消去]のみにチェックを入れて[リセット]を押すと、URL欄でそれまでの履歴が表示されなくなるとともに、検索語の履歴も表示されなくなる。
[Safariをリセット]パネルの項目の中には、実行すると消えてしまって困る情報もあるはずなので、消したい情報だけにチェックを付けて実行しよう。名前とパスワードなどは残しておくほうがいいだろう。
一度リセットしたあとは以前にも紹介したプライベートブラウズを利用する([Safari]メニュー→[プライベートブラウズ]にチェックを入れる)ことで、以後の履歴やキャッシュは残らなくなる。誰かと共有するMacでは使いたいテクニックだ。