圧縮ファイルというのは、解凍後のファイルがあれば特にとっておく必要はない。ハードディスクの無駄を省くために、いらない圧縮ファイルは削除したいが、圧縮ファイルの種類は、「ZIP」「SIT」「LHA」などたくさんある。スポットライトでいちいち拡張子をキーワードにして個別に検索するのもちょっと面倒だ。
そこで検索項目に[kind:arc]と入れてみよう。これは圧縮ファイル(archive)を指定するものだ。正確には[kind:archive]なのだが、全部入力しなくても、arcまで入力すれば候補が絞り込まれる。
指定するとLHA(.lzh)、スタッフイット(.sit)、ZIP(.zip)、RAR(.rar)、さらにはウィンドウズの実行型圧縮ファイルも検索される。[全てを表示]を選び、必要のないファイルを削除しよう。
スポットライトは、Mac内のファイルをなんでも探し出すことができる心強い機能だが、応用するといろいろな使い方ができる。アプリケーションのランチャ代わりに使うこともできる。こちらも併せて解説しておこう。
ドックに登録しているアプリケーションはいつでも呼び出すことができるが、それ以外のアプリはいちいち[アプリケーション]フォルダを開いて呼び出していないだろうか。
そこでスポットライトにアプリケーション名の最初の何文字かを入れてみよう。スポットライトは、普通のファイルのほかにアプリケーションも検索して表示してくれる。インストールしているアプリケーションの多い環境なら、[アプリケーション]フォルダを探し回るよりも素早く起動できる。積極的に使っていこう。