このような場合には、Mac同士での共有と同様に、Macとウィンドウズを同じネットワークに接続した状態で、ウィンドウズ上でプリンタを共有する設定を行い、Macからそれを参照するというやり方でプリンタを共有できる。
【設定方法】
1.ウィンドウズ側で、プリンタを共有する設定を行う。ウィンドウズ・ビスタでは、[スタート]→[コントロールパネル]→[プリンタ]と進み、そこに表示されているプリンタを選択して、右クリックから[プロパティ]を開く。プロパティ内の[共有]タブで[このプリンタを共有する]にチェックを入れよう。ウィンドウズXPの場合は、[スタート]→[設定]→[プリンタとFAX]にプリンタの一覧がある。
2.Mac側からウィンドウズの共有プリンタを参照する。システム環境設定の[プリントとファクス]パネルで[+]ボタンをクリックすると、プリンタを追加するためのウインドウが表れる。そこで[Windows]パネルから、先ほどプリンタの共有を設定したウィンドウズマシンを選択する。ユーザ名とパスワードを求められるので、ウィンドウズのログオンに使用しているものを入力しよう。
すると、共有しているプリンタが表示されるので、それを選択、使用するプリンタドライバを指定して[追加]ボタンをクリックしよう。これで、[プリントとファクス]パネルのプリンタリストに登録され、Macに直接接続している時と同様にプリンタを利用可能になる。
プリントを実行してもプリンタが反応しない場合は、プリンタドライバとして適切なものが指定されているかどうかを確認しよう。