Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

EX-TR100の発売記念パーティーに行ってきました

著者: Mac Fan編集部

EX-TR100の発売記念パーティーに行ってきました

カシオ計算機のエクシリム EX-TR100というデジカメをご存知でしょうか? フレーム部分が360度、液晶とレンズ部分が270度回転するという面白いギミックを持った製品で、7月22日に発売されたばかりとなっています(4月発売予定だったのが部品調達の都合で延期されていました)。

ちなみに、簡単なスペックを紹介しておくと、撮像素子が有効画素数1210万の裏面CMOSで、レンズは35ミリ換算で21ミリ単焦点を採用。記録メディアは内蔵メモリが34.8MBで、外部メモリとしてSD/SDHC/SDXCカードに対応しています。

この製品の発売記念パーティが8月4日、東京・恵比寿で行われました。当日の会場は100人以上が集まり、歩くのも一苦労という状況。かなりの盛況でした

イベント自体は最初に簡単なEX-TR100の説明があったあとは、体験会に移行。会場には数十台のEX-TR100が用意されており、それを利用して実際に撮影が行えるようになっていました。

可変フレームを利用してワインのビンにEX-TR100をかけていたのはちょっとかっこよかったです。

体験会場は、「仲間撮り」「HDR/HDRアート」「フリーアングル」「iPhone/iPadとの連携」「夜景撮影」という5つのスポットに別れて、それぞれのEX-TR100の機能を利用して楽しめるようになっていました。

一番人気だったのは、ワンちゃんが登場した「フリーアングル」。まぁこれはカメラ人気というよりも動物の人気ではありましたが(笑)。

それと、Mac Fanとしては忘れてはならない、iPhone/iPadとの連携スポットでは、Eye-Fiを利用して撮影したデータをiPhone/iPadへ自動転送デモが行われていました。撮った瞬間に、その写真がiPhone/iPadへ多くられるのが非常に魅力的で、特に大画面のiPadとは相性がよさそうでした。

新コンセプトのデジカメなので、カシオもかなり力を入れて仕掛けをしていくようです。売れるかどうかは市場の判断に委ねられますが、このような挑戦的な製品が出てくるのはまだまだコンパクトデジカメ市場も開拓の余地があるということでしょう。他のメーカーさんにも面白い製品を期待したいところです。