ネットの界隈では騒然としていましたが、先日の午前中、とんでもないことが起きま
した。
アップルが為替レートの変更に伴い、アップストアおよびMacアップストアの価格改
定をしたというニュースを見て、「へー、115円だったのが85円か。今どき100円を切
る価格ってそうないよな~」なんて呑気なことをいっていたときです。編集部員K君
が血相を変えてやってきました。
「アパチャーが、アパチャーが…」
Macアップストアにアクセスしてみると、アップル純正の写真現像&管理ソフト「ア
パチャー(Aperture)3」の価格表示が「無料」になっているではありませんか。ちな
みに、アパチャー3が登場したときのお値段は1万9800円(パッケージ版)。ぶっ!無
料すか!? ダイタンすぎるよ、アップルさん!
折しもアパチャー3のマイナーバージョンアップとタイミングが重なり、「最新バー
ジョン3.1.3ってのは現行バージョンをタダにしちゃうほどすごい進化を遂げている
のか!?」なんて思いましたが、そうこうしているうちにアパチャー3の「無料」表示
が価格改定を受けて「6900円」に変わっていました。
これは、すごいことだ…。
そもそも6900円で販売すること自体が素晴らしいはずですが、それを完全に霞ませる
「無料」事件。一体この「無料アパチャー」は何本ダウンロードされたのでしょうか。
ちなみに、K君から「アパチャーが無料になってるんスけど」と聞いた瞬間に「ファ
イナルカットプロは? タダになってないかなっ!?」と聞き返したことをちょっと反
省。でも、そう思った人も少しはいらっしゃいますよね?