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壊れたMacBookを分解

著者: Mac Fan編集部

壊れたMacBookを分解

4月11日の記事で2007年に購入した私物のMacBookが壊れたとのレポートをしました。そこで予告したとおり、今回は分解レポートをしたいと思います。

この時期のMacBookはバッテリが着脱式となっており、バッテリを外すとメモリとHDDにアクセスできます。裏ブタを明けずにメモリとHDDが交換できるので非常に便利です。この点については、本誌5月号の第2特集「Macの拡張・換装2011」でも触れています。

メモリとHDDを外したら、裏ブタと側面、およびバッテリ格納部にあるすべてのネジを取り外し、キーボード部を上に持ち上げます。これで内部にアクセスできるようになります。ちなみに、裏ブタを外すために必要なネジは20本ほどありました。最近のMacBookなら8本ほどなので少々面倒でした。それと、中がホコリだらけでかなりヤバイことに。これが故障の原因かもしれません…。

続いて、ドライブ内に入れっぱなしだったDVDビデオを救出するため、右上にあるDVDドライブを取り外します。がその前にCUPとチップセットを冷やしていたヒートシンクとファンを取り外してみました。上にあるのがCPU(コア2デュオ 2GHz)で下にあるのがチップセットです。

最後にDVDドライブを取り外しましたが、1つケーブルの奥に隠されているネジがあり、取り外しに手間取りました。ここまで取り外した全体写真が以下のものです。

およそ4年間使い続けてきたMacBook。最後にここで記事にできたのは本望だと思います。