今更ながらマンガの「ONE PIECE」にハマってしまった。
かれこれ10年以上続く長寿マンガであり、現在発行されている
コミックスは57巻に達する。今から10年のハンデを埋めるのは
容易ではない…。
ことマンガ作品に関して、「今更ながらハマる」という症状は
珍しいことではない。アニメをたまたま観て気に入ったとか
他人に勧められてとか何かしらの理由で途中からファンになる
ことって皆さんもあるのではないだろうか。でも、その作品が
もはや10巻を超えていたら私的には諦めの境地になっていた。
だってそんな巻数を置く場所なんてないし…。
そんなときこそ電子ブックじゃないか。
インターネットで簡単に購入でき、本棚のスペースもとらない。
ということでiPad発売までのもどかしさを電子コミック探しで
紛らわしてみる。
電子コミックの数では世界最大と謳いMac版のビューアも用意している
eBook Japanでは、「横山光輝『三国志』」全60巻や「北斗の拳」全27巻が
セットで販売されている。これらはMacで見るとページを見開きで
見せる形になっている。
30年以上マンガを紙媒体として親しんできている私にとっても、
現在のケータイマンガのように1コマずつスクロールして
読むというよりも、見開きのページを自分の目で追って行く
ほうが心地よい。
現代の潮流に取り残されていると思われるかもしれないが、
それが慣れ親しんで心地いいんだからしょうがない。
ただ、マンガは楽~な姿勢で、寝転がってみたりしながら
読みたい。パソコンの前に座ってまっすぐな視線で読むのも
ちょっと違和感がある。
そこで、今更ながら改めて思った。
ページを拡大表示せずとも無理なく自然に読めるディスプレイを持つ
モバイルデバイスといえば、iPad。
私にとってみれば最適なコミックビューアだ。
例えばiPadに「ONE PIECE」57巻分を入れて持ち歩けば、いつでも
好きなエピソードが簡単に読める。チョッパー登場の回で
いくらでも泣ける。
「こち亀」(最新で168巻)や「ドラゴンボール」(なぜジャンプばっかり)
だって時間の合間を見つけて読み続けられる。
これぞ、どこでもマンガ喫茶。
とても素敵なマンガライフではないか。
何はともあれすべてはコンテンツ次第。
iPadが世に出た後の未来を祈り半分楽しみ半分で待っている。
…やっぱりiPadの発売が待ち遠しい。
ちなみに、ジャンプコミックスのコンテンツは
今のところ携帯電話用しか用意されていなかったので、
これも今更ながら
ケータイマンガデビューをしてみた。
確かに便利だ。フルカラーだし。
トータルで結構値が張るのが玉に傷だけど。