今日はひとつ、iPhoneアプリを宣伝させてください。
京都の寺院や神社といったステキな風景の写真が67枚入った時計アプリです。
その名は、「koto clock」(230円)。
アップストアにはスクリーンショットが1枚しか掲載されておらず、レビューを書いている人もいません。
写真に時計が表示されるという、ただそれだけのアプリです。
セカイカメラのように、人がアッと驚くようなものでは決してありません。
では、なぜこんなアプリを紹介するかというと、それは本誌の専属プロカメラマン、黒田彰氏が作成したアプリなのです!
「えっ、すごい! Mac Fanのカメラマンってプログラムもできるんだ。」
と思われた方、それは大きな間違いです。黒田氏はプログラムはできません。
「ビルド」や「デバッグ」という言葉も知らないでしょう。
おそらく、iPhoneアプリの開発方法もApp Storeのアップの仕方も。
では、なぜアプリを作成してApp Storeで販売できたのかといえば、APPLIYAが提供しているiPhoneアプリ作成サービス「APPLIYA STUDIO」を使ったからです。ご存じの方もいるでしょうが、このサービスを使うと誰でもApp StoreでiPhoneアプリを販売できます。WEBブラウザ上でテンプレートを選び(時計やパズルなど)、あとは自分の写真やイラストをアップロードするだけです。しかも、制作料は無料(売上げの10%がロイヤリティとして支払われる)というプランもあるのです。興味がある方は、APPLIYAのWEBサイトを見て下さい。
では、どんなアプリに仕上がっているかというと、こんな感じです。
時計の位置は自由に変えられ、12/24時間表示も選べます。また、iPhoneをシェイクすると収録されている写真を閲覧でき、スライドショー機能もあります。時計の大きさが変えられないのが個人的には残念ですが、さすが黒田氏。京都出身のプロカメラマンだけあって、Mac Fanの普段の撮影よりも気合いが入った写真で一杯です。自分もこんな写真を撮れたらな~と素直に思います。ご興味があれば、ぜひApp Storeで購入してみてください(自己責任でお願いします)。
さて、果たして何本売れるのでしょうか? 少なくとも、ワタシは購入しましたよ、黒田氏。