東京・池袋で開催されているDTP・印刷機器の展示会「PAGE 2009」に行ってきました。僕が行ったときは多くの来場者で賑わっていて、活気のある印象でした。日本全体が不況のまっただ中、この業界にも逆風が吹き荒れているのでは?と心配していましたが、ちょっと安心しました。
さて、その会場内で気になったのが、PDFをインデザインファイルに変換する「PDFtoID 2.0」というソフトです。
このソフト、今年のマックワールドでも出展されており、現在発売中のMac Fanのマックワールド特集に取り上げています。マックワールドのときは英語版だったのですが、日本語版も着々と開発を進めているようです(今回は参考出展)。
インデザインから書き出したPDFだけでなく、マイクロソフト・ワードから書き出したものでもなんでも読み込んで変換してくれるとのこと(ただし、スキャンしたPDFは対象外)。
驚いたのは、単に見た目を再現するだけでなく、テキストボックスの連結なども解析してくれること。さらに、エクセルなどの表もキチンとインデザインの表として再現されます。
これだけ高機能ながら、縦書きには非対応だというのは少々残念。でも、膨大なページ数があるPDFをインデザインに起こす必要があるときなどは、このソフトでかなりラクになるはず。
開発・販売はレコソフト。今回は参考出展で、発売は今年の春頃になるということです。