現在発売中の『Mac Fan』12月号の特集で、「非開発者向けiPhone SDK講座」を組みました。ここしばらく本誌では、Macのソフトウェア開発に関わる記事や連載をほとんど行っていません。なぜこのタイミングでMacではなくiPhoneアプリの開発特集を?
理由は簡単です。
1)iPhone/iPodタッチのアプリケーション開発環境はMacでしか行えない
2)iPhone/iPodタッチのアプリ開発ツールは、ADCに登録すれば無料で使える
3)iPhone/iPodタッチのアプリ開発ツールのベースは、Macアプリとほぼ同様である
4)別にiPhone/iPodタッチを持っていなくても、アプリは作ることができる
5)大丈夫。日曜プログラマーでもチャレンジできる
6)そんなハウツウ記事は、Mac Fanでしか読めない
で、一番重要なのは、6)です。世に数多あるiPodやiPhone本で、アプリ開発に関わる記事を載せている書籍は皆無。早ければ11月中にもiPhoneアプリ開発本の類いは日本でも出版され始めるでしょうけど、ノリとしてはなるべく肩肘張らず、ちょっとチャレンジしてみようかぐらいの気持ちで読みたい人が多いんじゃなかろうか、こう思うわけです。
しかしながら『Mac Fan』12月号の編集時点では、それら情報はすべてNDA(秘密保持契約)下だった理由で、準備編という切り口でまとめました。
で、その準備編を経て、次号1月号では、いよいよ実践第一弾に移って特集を組みます。
晴れてNDAが更新され、すでにリリースされているiPhone SDKに関する情報は解禁になったからです!
と、勝手に盛り上がっている今日この頃ですが、肝心の読者の皆さんの興味はどのくらいあるのだろうか? そこが実は一番肝心。面白いと思うんだけどなあ~、自分が作ったアプリを人に自慢するのって。しかもアップストアで売っていない自分だけのアプリです。いや、アップストアで一儲けってのも大いに結構ですけどね。