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プリンタメーカーのさまざまな試み

著者: Mac Fan編集部

プリンタメーカーのさまざまな試み

秋から春までの半年ほどの間は、プリンタがよく売れる季節です。

ですが、PCの周辺機器としてみた場合、プリンタ市場の伸びは鈍化しており、もはや成熟市場ともいわれています。

そこで、プリンタメーカー各社はさまざまな試みを行って、プリンタ市場のさらなる拡大を図っています。

エプソン販売は、11月後半、G1レースが繰り広げられている東京競馬場で、プリンタの体験ブースを設置し、プリンタなんて触ったこともないという多くの競馬ファンに「プリントの楽しさ」を伝える試みを行いました。

デジカメで撮っている人はもちろん、携帯電話で撮った写真も、その場でプリントできるカラリオやカラリオ・ミーを使っての体験コーナーは大好評でした。

これまで、プリンタもパソコンもまったく興味のなかった人が、複合機やコンパクトプリンタ1台で、パソコンなしに手軽にプリントを楽しむ様子は、「まだまだプリンタの市場はこれからなんだな~」と実感させられました。

一方、沖データは、「さまざまな用紙への対応」「長尺印刷も可能」といった同社のページプリンタ、MICROLINEシリーズなどの特徴を活かした作品コンテストを都内の大学、専門学校とともに実施しました。

僕なら「こんなことはプリンタでは無理」と最初から試そうともしない手法で作品を生み出す若いクリエーターを見ていると、僕の凝り固まったアタマも少々ほぐす必要があることを思い知らされました。

これらの活動について、詳しくは12月27日発売のMac Fan 2007.2号でレポートする予定です。

プリンタメーカーのこうした取り組みは、「まずプリンタを体験してほしい」「プリンタの能力をもっと知ってほしい」という目的で行われており、販売店の店頭で行う販促活動とは異なる楽しさがあります。

もし、どこかの街角やイベント会場でこうした活動を見かけたら、ちょっと覗いてみると、とても楽しいですよ。

プリンタでこんなこともできるんだ~ときっと感心させられます。