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Mac Fan メールマガジン

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故障

著者: Mac Fan編集部

故障

iPodタッチが入院中です。実は、最初から外れを引いたような感じでした。なにしろ、届いてiTunesと同期しようとすると、途中でアンマウントされてしまい同期が途中で止まったり、iPodソフトウェアのアップデートの途中でも同じことになってしまったり、3000枚の写真を転送しようとすると写真の最適化中にiTunesが予期せず終了したり、とても調子が悪かったのです。

同期に関する不具合は、iTunesをアップデートしたり、ケーブルを変えたり、Macを再起動するなどで何とか解決し、再発はありませんでした。しかし、届いてから1週間後、タッチパネルの一部が反応しないという症状が出始めました。右側1/3がデットエリアとなるため、ロックは解除できないし、ミュージック再生中にスキップもできない。何度もリセットをかけたり復元しても直らず。

そして数日後、今度はタッチパネルのワープ現象に進化。例えば、計算機を起動して「1」をタップすると「9」とか「6」とか「8」が認識される。キーボードでも「M」が「デリート」になるので「Mac Fan」という単語すら打てない。これはめちゃくちゃだと、アップルストア銀座にかけこんだものの、「修理用パーツがありません」とジーニアスのお姉さん。

それからさらに数日、だましだまし使っていたら、ポルターガイスト現象が発生。触ってもいないのにタッチパネルが反応するのです。これは恐ろしい・・・とリセット。・・・しーん。画面真っ暗で起動しません。Macにつないでみますが、反応なし。もう一度リセット。一瞬、液晶に白から黒へのグラデーションが表示されますが、バックライトが点きません。

この日は、大阪まで出かける前夜でした。あわてて第5世代のiPodを充電して退屈な旅は避けられました。それにしても、旅行中に昇天するという事態にならなかったのは、不幸中の幸いでした。騒音が苦手で、公共スペースではヘッドフォンで耳を塞いでないとダメな質なのです。