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【LAVA ME Playレビュー!】初心者でも1時間で曲が弾けるようになるスマートギターがあるらしい!?

著者: 中臺さや香

【LAVA ME Playレビュー!】初心者でも1時間で曲が弾けるようになるスマートギターがあるらしい!?

Hello everyone! Mac Fan編集部の中臺です。

年明け、編集部に大きな箱が届いていました。箱を開けると、中に入っていたのはギター! その名も「LAVA ME Play(以降:LAVA)」です。

 

まっしろなボディが美しい!

 

専用の収納ケースを付属します。

 

しかもこのギター、ボディ横にタッチディスプレイを備え、楽譜やレコーダーなどを表示しながら演奏できる「スマートギター」なんです。さらに、iPhoneと連係することで、iPhone上に楽譜などを表示させることもできます。

 

ディスプレイはボディ右側に用意されているため、LAVAを弾きながら手元でディスプレイを確認することが可能です。

 

ではさっそく演奏してみましょう! と言いたいのですが、私はまったくのギター初心者。何から始めればいいのか…と悩んでいたら、便利な機能を見つけました。それがこのチューニング機能です。

 

 

ギターを弾くにはまず6本の弦を決められた高さの音に合わせる必要があるのですが、初心者の私からすると、ペグを回しすぎて弦を切ってしまわないか、はたまた、今弾いた音は正しい音とどれぐらい離れているのか心配でした。しかしLAVAのチューニング機能を使えば、弦を弾くだけでペグを回す向きと、正しい音と今の音の差をわかりやすく提示してくれるので心配は無用。さらに、正しい音になると「パーフェクト」と褒めてくれるので安心して楽しくチューニングすることができます。

 

次に、ギター初心者の私が気になったのはコードの弾き方。どの弦の上にどの指を押さえればどんな音が出るのかまったくわからなかったのですが、そんな懸念もすぐに払拭されました。

 

コードを弾こうにも何か曲になったほうが楽しそうなので、インターネットで「ギター 初心者 曲」と検索したところ、「カントリーロード」がヒット。さらに、「カントリーロード ギター コード」と調べると、必要なのはD、A、Gのコードだとわかりました。ということで再びLAVAを構え、コードを確認する機能を起ちあげます。すると、どの弦をどの指で押さえるのかシンプルなイラストで提示してくれるので、迷うことなくコードを確認できました。

 

 

指に覚えさせるためD、A、Gとそれぞれ10回ほど弦に指を乗せては降ろすを繰り返すと、もののわずが30分程度で3つのコードをマスターできました。 コードさえ弾けてしまえば、それに合わせて歌うだけなので、1曲を完成させるのがとても簡単。チューニングから1曲弾けるまでに1時間もかからないなんて魅力的です。

 

さらに、演奏していて気がついたのですが、LAVAはスピーカにつないでいないのに迫力のある音を演奏することができるんです。というのも、ギターの内部に音響システムを備えており、ケーブルなどを使用することなく、まるでアンプに接続しているかのような音響効果を発揮できるのだそう。 さらに、コーラスやリバーブ(音に残響音や反射音を加えること)など45種類のエフェクトをかけることができるので、ジャズやJ-popなど弾きたいジャンルの曲に合わせて音の雰囲気を変えることができます。

 

「ビッグベン」や「ブラックホール」など、つい試してみたくなる変わりエフェクトも豊富に揃えます。

 

また、特定の音を聞いて、実際にどの弦を鳴らしたのか当てる「耳の訓練」という機能も備えます。このようにゲーム感覚で音感を鍛えれば、たとえばテレビなどで聴いた曲を弾いてみたいときに、即興で演奏することができるかもしれませんね。

私が幼少期に習っていたピアノのレッスンでも、同様の練習を行っていました。音感を鍛えることで音がわかるため曲の覚えが早く、暗譜も簡単にできるようになった気がします。

 

正しい音を当てられると、盛大に褒めてくれます!

 

さらに、今回は私の技力が足りず、ただ楽譜を眺めるだけで終わってしまったのですが、難易度とジャンルで分けられた楽譜を検索することも可能です。

 

iPhoneからアプリ上で楽譜を検索してみました。ヒップホップやブルースをはじめ、ボサノヴァまで揃えます。いつか「イパネマの娘」を弾けるようになりたい!

 

アプリをアップデートすることで、連係したギター本体にも季節感のある新曲などがどんどん追加されていきます。今はバレンタインが近いこともあり、恋愛がテーマの曲も用意されていました。

 

もう1点、見逃せない機能が、ユーザ同士での交流です。アプリにニックネームと写真などを登録することで、弾いた曲や練習風景、また練習した時間や内容などをユーザ間で共有できるようになります。孤独になりがちな楽器練習において、頑張っている人の姿が見えるのはモチベーションの向上につながります。また、このギターは世界中にユーザがいるため、音楽をとおして言語の違う相手と手軽にコミュニケーションがとれるのは最高に楽しいです!

 

相手の演奏に対して「いいね」やコメントを送ることもできます。

 

ほかにも気になる機能はたくさんありますが、長くなってしまうので最後に製品のスペックをおさらいします。ギターの本体サイズの大きさは横幅約330mm、縦幅約925mm、奥行き109mmで、重さは約1.89kgと女性でも演奏しやすい大きさです。さらに、専用のUSB-Cケーブルで充電することで、最大2~3日の連続稼働ができるので、出先や旅行先などで演奏するのも楽しそうです。サイズは36インチモデル(今回使用)と38インチモデルの2種類で、カラーはサイズによって異なりますが、私がお借りしたディープブルーをはじめ全9色展開です。価格は6万5990円からで、現在は応援購入サービス「Makuake」で予約購入ができます。

 

ギター初心者もプロも楽しめる、多機能で持ち運びやすい「LAVA ME Play」。皆さんも試してみてはいかがですか? それではまた来週お会いしましょう。

 

【中臺さや香/Mac Fan】

 

●「LAVA ME Play」販売サイト

https://www.makuake.com/project/lava_me/