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iPadのデータ転送を超高速化しよう!

著者: 小平淳一

iPadのデータ転送を超高速化しよう!

私が紹介します!

小平淳一

Apple系メディアに20年携わり続けるITライター&編集者。11インチiPad Proを愛用。

Belkin Connect USB-C 7-in-1 Multiport Adapter

価格:1万2870円

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B0B8X4PJ9L

今やiPadがあればたいていのことができるようになりましたが、周辺機器との接続に関しては、未だに多くの課題を抱えています。USB-A接続のアクセサリは変換コネクタが必要ですし、SDカードの読み込みやHDMIへの映像出力を行うためには、それぞれ個別にアクセサリを買わなくてはなりません。加えて、そもそもiPadにはUSB-Cポートが1つしかないので、アクセサリをつないでいる間は充電ができません。しかしこれらの課題は、このマルチメディアハブを使うことでまとめて解決できるのです。

2022年11月に発売された本製品は、同社のマルチメディアハブ製品としては2世代目にあたり、第1世代と比べてあらゆる面でスペックが向上しています。たとえば、2基のUSB-Aポートと1基のUSB-Cポートは、いずれも転送速度が5Gbpsから10Gbpsへ向上(理論値)。10Gbpsに対応した高速ストレージの実力をiPadでも引き出せます。

また、本製品はMacにも対応しています。MacBookシリーズの中にもポート数が少ないモデルがあるため、これ1台あればさまざまな場面で重宝します。

おすすめポイント1

7種類ものポートを搭載! スペックもパワフル

USBポートは10Gbps、HDMIは4K/60Hz対応と、それぞれのスペックも実にパワフルです。イーサネットポートは、従来のギガビット・イーサネットの2倍以上のスピードとなる2.5Gbpsでの有線LANに接続可能です。

おすすめポイント2

理論値10Gbpsの高速転送をiPadでも利用できる

USB 3.2 Gen 2対応(理論値10Gbps)のSSDから10GBのファイルを読み込むのにかかった時間を比較。Apple純正のUSB-C-USBアダプタの規格は5Gbpsであり、実測値でも明確な差が出ました。

おすすめポイント3

iPadを充電しながらアクセサリが使える

本製品は100W PDに対応しており、最大85Wの出力が可能です。パススルー通電も可能で、MacBook用など大容量の電源アダプタをUSB-Cポートにつなぐと、iPadを充電しながら使うことができます。

おすすめポイント4

長さ24cmのケーブルが取り回しやすい

ケーブルの長さは24cmと少し長め。たとえばiPadをSmart Keyboardと組み合わせて使う際、ケーブルが短い製品ではハブ本体が浮き上がってしまいます。本製品のように24cmあると浮き上がることもなく、スマートに取り回すことが可能です。

企画協力●ベルキン株式会社