「今、目の前にいる君と会話ができたらどんなに素敵だろう」。動物を飼っている人なら、誰しもそう思ったことがあるはず。少なくとも私(もう23歳の大人です)は毎日思っています。猫の目線に立つと、人間からの愛情は一方的で、それも過剰で、くだらないものだと思われているかもしれませんけどね(笑)。さて今回は、そんな“猫様“とのコミュニケーションを叶えるアプリを紹介します。
その名も「にゃんトーク」。猫の言葉、通称「ニャー語」をヒト語に変換するアプリです。その仕組みは、猫の鳴き声を機械学習によって認識することで、人間が理解できる言葉に変換するというもの。現段階では「ごはん」や「怒ったぞ」といった簡単な意思や気分のみに対応しているようですが、今後喋り言葉にも対応したら面白いですね(実現するかどうかはさておき)。
でもそうしたら、これまで猫様だけに話した大切な秘密や内緒話が、“猫界”では一大ゴシップとして広がっていた!なんて衝撃の事実が発覚するかもしれません。それはちょっと怖いですし、意思疎通が完全に取れないからこそ、猫様と人間は仲良くやれている気もします。持ちつ持たれつの素敵な関係性とロマンをかき消さないためにも、技術の進化はほどほどが良いのかもしれません。
【中臺さや香/Mac Fan】