iOS 13までは、ブラウザなら「Safari」、メーラーなら「メール」アプリがデフォルトとして固定されていました。デフォルトというのは、ほかのアプリからリンクを辿ったときに自動的に開かれるアプリのことです。他社製のブラウザアプリを愛用していても、リンクをタップすると自動で「Safari」が開く、という状況が長い間続いていたのです。
一方iOS 14からは、アプリ側が対応していることが条件ですが、デフォルトのブラウザ、メーラーのアプリを変更できるようになりました。
まず、デフォルトのブラウザにしたいアプリの設定を開きます。「設定」アプリをスクロールするとiPhoneにインストールされているアプリがずらりと表示されるので、そこからブラウザアプリを探しましょう。アプリの数が多い場合、「設定」アプリ上部の検索バーから検索するのが便利です。
たとえば「Chrome」をタップすると、[デフォルトのブラウザApp]という項目があり、ここからデフォルトのブラウザに設定できます。このページには、デフォルト化できるアプリが一覧で表示されるので、どのアプリがデフォルトにできるのか確認する用途にも役立つでしょう。
メーラーの場合も手順は同じで、該当のアプリをタップしたあと[デフォルトのメールApp]から切り替えることが可能です。