ミラーリングで楽しもう
自由な格好で動画を楽しめたら、どんなに気楽なことでしょうか。そういう意味でも、iPadは素晴らしい発明品です。でも、広いスクリーンで迫力サウンドで楽しみたい場合は、さすがのiPadでもちょっと荷が重い。そんなとき、この「アンカー・ネビュラ・カプセル（Anker Nebula Capsule）」さえあれば、その夢を簡単に叶えてくれます。
350ミリリットル缶とほぼ同じ大きさながら、DLP搭載100ANSIルーメンで最大100インチの鮮やかな動画が楽しむことができるのだから驚きます。アンドロイド7.1を内蔵していますが、iOSデバイスユーザでも心配なし。iPhoneでもiPadでもそれほど難しくもなく接続できます。
初期画面ではユーチューブなどいくつかの動画アプリが選べ、ネットワークに接続すればそのまま視聴できるものの、ちょっと使い心地は悪い印象。でも、iPhoneさえあれば心配いりません。iPhoneで撮影した動画なども、エアプレイ（AirPlay）を使えば拍子抜けするほど簡単に投影できます。ユーチューブ動画も、エアプレイ経由で投影できるので非常に快適。ちなみに、ユーチューブ以外では、アベマTV、ニコニコ動画、TEDなどがミラーリング可能です。
350ml缶と同じサイズ感
大きさは350ml缶とほぼ同じ大きさで、非常にコンパクト。iPhone 8 Plusよりも小さくて、どこでも持ち運べます。
天井への投影も簡単
動画を見ていて気がつきました。迫力あるサウンドはさすがお値段以上に優秀なスピーカを作っているアンカー（Anker）だけあって納得できますが、夜中に小さな音で聞こうと音量をいくら絞っても、音が小さくなりません。最小レベルでもかなりの音が出てしまうので、このあたりはソフトウェアのアップデートで対策してほしいところです。
小型ボディながら、持つとしっかりと重くてアルミニウムボディと相まって高級感があります。壁だけでなく天井への投射も簡単にこなせて、ベッドルームで寝ながら鑑賞することも容易。惜しむらくは円筒形のため転がってしまうので、胴部分を枕などで押さえておく必要があります。使用中にはファンが動き出しますが、本体はそれほど熱くならず、むしろファンの音のほうが気になります。
モバイルバッテリに強いアンカーだけに、フル充電で動画は連続4時間再生できるので、バッテリの減りをあまり気にしないで動画に集中できる点も気に入りました。
いろんな場所に鮮やかに投影
DLPの先進的なIntelliBrightアルゴリズムで、100ANSIルーメンの明るさで、最大100インチの鮮やかな映像を映し出すことができます。天井へ映し出して寝ながらビデオを観ることも楽チンです。
高級感のあるアルミボディ
継ぎ目のないアルミニウムボディで、非常に高い耐久力がありそうです。全方向性スピーカが搭載されているので、室内のどの位置からも動画や音楽を楽しめます。
［SPEC］
［小型プロジェクタ］Anker Nebula Capsule
【発売】アンカー・ジャパン
【Size】約120（H）×68（W）×68（D）mm
【価格】3万9800円
【URL】https://www.ankerjapan.com/item/D4111.html?
【主なスペック】
【重量】470g【備考】入力：9V-2A、映像：DLP搭載100 ANSIルーメンで最大100インチの鮮やかな映像 内蔵OS：Android 7.1搭載、解像度：854 x 480、アスペクト比：16：9、CPU：クアッドコア A7、GPU：Adreno 304、RAM：1GB DDR3、ROM：8 GB eMMC
私が紹介します！
古田 誠
愛称まこりん。元毎日新聞記者。業界Macな会会員、FMおおつ代表。