Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

Macの「作文ツール」で文章生成。リッチテキスト対応で活用の幅が一気に広がった! 画像・表・リンクを保持したまま使えるApple Intelligenceの便利機能

著者: 松山茂

Macの「作文ツール」で文章生成。リッチテキスト対応で活用の幅が一気に広がった! 画像・表・リンクを保持したまま使えるApple Intelligenceの便利機能

Apple Intelligenceの機能として提供される「作文ツール」。名前のとおり文章生成を担うAI機能ですが、これが最新のmacOS Tahoeで進化しています。

これまでの作文ツールは、一度プレーンテキストに“平文化”してから処理していたため、画像や表、リンク、文字装飾といったリッチテキスト要素が失われてしまいました。

一方、macOS Tahoeの作文ツールでは、文書をリッチテキストのまま扱うため、画像の位置や表の構成、リンクなどはそのままに文章だけを書き換えてくれます。つまり、ドキュメントの最終調整に使える仕様に進化したというわけです。

「作文ツール」で画像や表を崩さずに、トーン変更や校正が可能になった!

これまでは、画像や表を挿入した後に「やはりもう少しプロフェッショナルなトーンに直したい」と思っても、作文ツールを適用するとそれらの要素が抜け落ちてしまい、再度レイアウトをやり直す必要がありました。

macOS Tahoeの作文ツールでは、テキスト部分だけを「フレンドリー」や「プロフェッショナル」といった指定のスタイルに最適化してくれます。

まず、「作文ツール」の使い方からおさらいしましょう。「テキストエディット」アプリなどで文章を編集中に、Macの画面上部にある「編集」をクリック(①)。続いてメニューから[作文ツール]を選んだら(②)、[作文ツールを表示]と進みます(③)。
まず、「作文ツール」の使い方からおさらいしましょう。「テキストエディット」アプリなどで文章を編集中に、Macの画面上のメニューバーにある[編集]をクリック(①)。続いてメニューから[作文ツール]を選んだら(②)、[作文ツールを表示]と進みます(③)。
すると、このようなメニューが起ち上がり、スタイルは「フレンドリー」「プロフェッショナル」「簡潔」などから選べます。今回は[フレンドリー]を選んでみましょう。
すると、上図のようなメニューが起ち上がります。[プロフェッショナル][簡潔]などから文章のスタイルを選びましょう。今回は[フレンドリー]を選択しました。すると、生成が始まります。
処理が完了すると、吹き出しの中に、元のテキストをフレンドリーな口調に書き換えたものが提案されます。[置き換え]をクリックすると、元の原稿の中の文章だけが差し替わります。
処理が完了すると、吹き出しの中に、元のテキストをフレンドリーな口調に書き換えたものが提案されます。[置き換え]をクリックすると、元の原稿の中の文章だけが差し替わります。
画像の位置、表の構造、リンク、文字色、フォント指定は維持されます。
画像の位置やリンク、フォントなどの指定はいきたままです。上図には映っていませんが、表の構造や文字色なども変更されません。
ただ、文字の大きさは均一になってしまいました。そのため、仕上げとして見出しや強調のサイズを整えると仕上がりが安定するでしょう。
文字の大きさは均一になってしまうので、まだ少々の調整は必要ですが、かなり実用レベルのクオリティになってきました。




ChatGPTとの連係時も書式をそのままキープできる!

作文ツールはChatGPTを利用して文章を生成することもできますが、その場合でもリッチテキストを保持することが可能です。

作文ツールのメニューから[作文]を選択します。
作文ツールでChatGPTを呼び出すには、メニューから[作文]を選択します。
テキスト入力欄が表示されたら、指示を書き込みましょう。
テキスト入力欄が表示されたら、指示を書き込みましょう。
すると、ChatGPTが指示内容を反映して文章が生成してくれます。その際も、既存のリンクや表などは維持されましたが、やはり文字の大きさは揃ってしまいました。
すると、ChatGPTが指示内容を反映して文章が生成してくれます。その際も、既存のリンクや表などは維持されましたが、やはり文字の大きさは揃ってしまいました。

レイアウトのやり直しを最小限に。よりスムースな制作体験へ進化した!

作文ツールはmacOS Tahoeへのアップデートにより、作文ツールは、テキスト編集の枠を超えてドキュメント編集の道具へと近づきました。複雑なレポートやブログ記事でも、レイアウトを崩さずにトーンの最適化や校正を繰り返せます。

ただし、未だ文字サイズだけは反映されないため、作文ツールを使うのは作業の最終ステップではなく、最後の仕上げ前に使って、手作業で完成させましょう。一手間ありますが、従来と比べるとグッと楽になっています。

Mac Fan 2026年2月号 [雑誌]

Mac Fan 2026年2月号 [雑誌]

発売日: 2025/12/27
Amazonの情報を掲載しています
Mac Fan 2025年11月号 [雑誌]

Mac Fan 2025年11月号 [雑誌]

発売日: 2025/09/29
Amazonの情報を掲載しています




おすすめの記事

著者プロフィール

松山茂

松山茂

東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

この著者の記事一覧

×
×