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盗んだiPhoneを土に埋める⁉︎ スマホひったくり犯たちの悪どい知恵。その狙いは、アップデートされた「探す」機能への対応と言い訳づくり

著者: 牧野武文

盗んだiPhoneを土に埋める⁉︎ スマホひったくり犯たちの悪どい知恵。その狙いは、アップデートされた「探す」機能への対応と言い訳づくり

モンゴル在住のジャーナリスト、アギーマー・オユンゲレルさんが、ロンドンでスマホのひったくりにあった。「デバイスを探す」を使って位置を確かめると、公園の茂みの木の下にあるようだ。そこの土を掘ってみると、なんとiPhoneが4台、そしてひったくられたアギーマーさんのGalaxyが出てきた。

なぜ、ひったくり犯は盗んだスマホを土に埋めるのだろうか。

ロンドンで多発するスマホひったくり。盗んだスマホを土の中に埋める奇妙な手口

アギーマーさんは、夫に会うためにロンドン南東部のサリー・キーズ駅の前で、Galaxyを使って連絡を取ろうとしていた。そのとき、自転車に乗った男が近づいてきて、アギーマーさんの手からGalaxyを奪っていった。アギーマーさんは追いかけたが、あっという間に逃げられてしまった。

しかし、アギーマーさんはあまり慌てなかった。顔認証やパスコードによるロックはしっかりとかけているし、何よりGoogleの「デバイスを探す」を設定していたからだ。駅前の質屋さんに協力してもらい、警察に被害届を出した。どうやら、この辺りではスマホのひったくり事件が何件も起きているらしい。

知人と合流したアギーマーさんは、「デバイスを探す」を使って自分のスマートフォンの位置情報を確認。すると、盗まれた場所から1kmほど離れた緑地公園ペイーズ・パークにあることがわかった。

スマホひったくり犯はどこへ?
ロンドンのサリー・キーズ駅でひったくられたスマホは、約1km離れたペイーズ公園の木下に埋められていた。

アギーマーさんは、念のため4人の知人に同行してもらい、自分のスマホがある場所を探した。しかしそこは茂みであり、スマホを保管しておくような場所ではない。よく探すと、木の下の落ち葉の具合や土の具合がどうも掘り返した跡があるように見える。まさかと思って、掘り返すと、果たして土の中からアギーマーさんのGalaxyが出てきた。しかも、それだけではない。なんと、一緒にiPhoneが4台も出てきたのだ。

ひったくり犯は、なぜスマホを土に埋めたのだろうか。

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