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分離して2Wayで使える高コスパドッキングステーションが登場! Anker Nano ドッキングステーション(13‑in‑1, 着脱式USB‑C ハブ)を試す

著者: 佐藤彰紀

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分離して2Wayで使える高コスパドッキングステーションが登場! Anker Nano ドッキングステーション(13‑in‑1, 着脱式USB‑C ハブ)を試す

オフィスでも自宅のデスクでもケーブル周りをすっきりとまとめたいという方は多いのではないでしょうか。そんな欲張りな希望を一挙に叶えるドッキングステーションがAnkerから登場しました。「Anker Nano ドッキングステーション(13‑in‑1, 着脱式USB‑C ハブ)」は“着脱可能な6-in-1ハブ”を内蔵するユニーク仕様。いつも使う場所ではドッキングステーションとして使い、外出する際はハブを取り外して使えます。

自宅でMacBook Airを使っている私にとって、カメラで撮った写真を取り込みたいときや、USB-Aのデバイスを接続するときに家でも外でも使えるのが便利そうだと感じ、実際に試してみました。

基本スペックを確認

本体は約140 × 95 × 40mm/約408gで13ポートのドッキングステーションとしてはコンパクト。高さはiPhone SEと同程度で小さめなWi-Fiルータくらいのサイズ感です。着脱可能なハブは天面にあるスライダーを引くことで排出できます。

ワンタッチで簡単に取り出せます。

ハブ接続時のポートは、映像出力はHDMI×2/DisplayPort×1の3ポート。いずれも最大4K出力に対応しています。データ転送用のUSBポートは、USB‑C×3で、10Gbps、5Gbpsがそれぞれ1ポートあり、アップストリーム用の10Gbps/PD100Wのポートを備えます。

USB‑Aは5Gbps×1と480Mbps×2があります。そのほか、1GbE対応Ethernetポート、3.5mmオーディオ、SD/microSD、DC入力(最大140W)を合わせて全13ポートの構成。

ドッキンングステーション全面はSD/microSDカードポート、USB-A、USB-C×2、3.5mmオーディオポートがあり、抜き差しするデバイス用のポートがまとまっています。
背面にはDisplayPort、HDMI×2 USB-A×2、 USB-C(アップストリーム用)、Ethernetポート、DC電源ポートがあります。こちらは差しっぱなしにしておくポートが多い設計です。
MacやPCと接続すると全面のライトが青く光ります。不要な場合、背面上部のボタンでライトを無効化できます。

注意点としては、映像出力はHDMI/DisplayPortしか対応していないこと。USB-A/USB-Cからは出力できないので注意が必要です。Windows PCでは3ポートそれぞれ別の映像出力に対応していますが、Macでは複数ポートで異なる画面を表示することができません。Mac本体の画面に加えて1画面を使えるようになります。3画面以上で作業したいという場合は、DisplayLink対応のドッキングステーションを検討したほうがいいでしょう。Anker製のもので例を挙げるなら「Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Triple Display, DisplayLink)」などでしょうか。

macOSだと複数ディスプレイに接続しても同一画面が表示されるミラー構成のみ。 画像⚫︎アンカージャパン

着脱式のUSB-C 6-in-1ハブは、USB-C(5Gbps)、USB-A(5Gbps)、SD/microSD、HDMI、電力入力専用USB-C(最大100W入力)に加え、MacやPCなどと直接接続するUSB-Cアップストリームコネクタ(85W)が備わっています。なお一部のポートは、ドッキングステーションとして使用中は、本体内部に収納されるため使用できません。

なお100Wで給電した場合、ハブの消費電力を差し引いて85W出力のPD充電となります。




使ってみると“ちょうどいい”

今回の検証では、自宅で使っているMacBook Airに接続しました。私のマシンはAppleシリコンが出た最初のM1モデルで、本体ポートはUSB-C×2、3.5mmオーディオジャックしかないので、USB-Cで給電していると、使えるポートはUSB-Cとオーディオジャックのみで不便でした。ドッキングステーションを接続すると、USB-Aの無線マウス、キーボードのドングルや、外部ディスプレイ用のHDMIも接続できてとても便利です。

写真が入ったSDカードから取り込む際の転送速度は最大104 MB/sで、実際に15枚のRAWデータを取り込んでみましたが、数秒で完了しました。USBの認識なども問題はなく、スペック通りの実力を発揮してくれる一台です。

カフェや出先での作業を想定して、USB-Cハブも試してみました。先述の通り、スライドして外すだけで持ち運べます。こちらもドッキングステーションと同様にスペック通りきちんと動作しました。ただ、私のマシンではUSB-Cハブがもう一方のポートに干渉してしまい、実質2ポートを占有する形となりました。ハブ側にもUSB-Cが1ポートあるので特段問題ではないのですが、USB-Cポートを増やしたいと考えている人は注意が必要です。

オフィスに持ってきたMacBook Airも、ハブさえあれば外部モニタ、電源、無線マウス、SDカードに接続できます。

「デスクでも外でも、同じ体験を」を狙った設計が刺さる1台でしょう。着脱式6‑in‑1ハブでモバイル運用もカバーしつつ、据え置きではUSB-Aでの外付けキーボード、マウスに対応し、画面出力、100W給電、1GbEまで“必要十分”を網羅しています。

一方で、macOSのマルチディスプレイ制限とUSB‑C帯域の限界、直挿しハブの物理相性は購入前に把握しておきたいポイントです。

1万6990円で手に入る2Wayドッキングステーションは、投資対効果は高いと感じました。

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