電源タップとUSB充電器を一体化した新発想の製品がCIOから登場しました。「Polaris STICK Built in CORD REEL」は、タップに充電器を差し込む煩わしさを解消し、さらにコードリールを内蔵することでケーブルの長さ調整まで可能にしたスマートモデルです。コードや充電器で散らかりやすいデスク周りの整理や、出張先での電源管理を快適にする便利な本製品をレビューします。
ありそうでなかった“着脱式”
これまで、タップ本体に充電用のポートが付属する製品はCIOや他メーカーからも発売されてきましたが、着脱できる点が本製品の最大の特徴です。充電器を別の部屋や出張先で使いたいときに、タップをまるごと持っていく必要がありません。

さらに、USB-Cのコードリールを備えているので、充電器をコンセントに差し込むだけでUSB-C給電が可能です。USB-AとUSB-Cポートがひとつずつ備わっており、最大67W出力でUSB PD(Power Delivery)に対応しているため、MacBook AirやiPhoneの充電も申し分ありません。
7口のACコンセントと充電器を備えるとなるとサイズが気になるところですが、横並びの配置ではないのでコンパクトにまとまっています。製品表面にはCIOらしいシボ加工が施されており、傷や汚れが目立ちにくい設計です。
電源タップ単体性能にも満足

電源タップ部分は1500W対応で、一般的なタップと同等の性能を備えています。7口の差し込み口はスティックの天面と側面に3口ずつ配置され、付属充電器用の差し込み口は先端部分にあります。ポートの間隔はやや広めで、プラグ同士が干渉しにくい設計です。差し込み口にはホコリシャッターが付いており、安全面も配慮されています。電源コードは2mあり、壁面コンセントからデスクまで延長するには十分な長さです。

電源タップを選ぶ際に重要な「サージ保護」も本製品は搭載しており、突然の過電流・過電圧から家電製品を守ります。MacやiPhoneなど、高価なデバイスの充電も安心です。電源スイッチで一括オン/オフできるのもうれしいポイントです。

充電器だけでも完結! コードなしでUSB-C充電
本製品の特徴は、なんといっても着脱できる充電器部分です。必要に応じて取り外して単体で使える柔軟性があります。コードリールは最長68cmまで伸縮可能で、余計なケーブルが散らかりません。

USB-Cポートは単ポート最大67Wの高出力に対応しており、MacBookシリーズの充電も可能です。ただし、最大出力はポートごとに異なり、組み合わせによっても変わるため、接続機器に応じた使い分けが必要です。



また、充電器はCIO独自の制御技術「Nova Intelligence」による自動電力分配を行い、安全保護機能「NovaSafety 2.0」で温度監視も実施されます。高出力でも安心して使えるのは大きな魅力です。
Polaris STICK Built in CORD REELは、電源タップ・充電器・コードリールという三つの機能をスマートに統合した製品です。デスク周りを整理したい人や、出張や旅行が多い人におすすめできます。これ一台で、電源管理の煩わしさから解放されるでしょう。

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