使いやすいiPhoneの画面サイズはどれ? 自分が“重視したい体験”から、逆算して選ぶべし!
iPhoneの画面サイズは、単に「何インチか」という数字だけでは語りきれません。同じ「標準サイズ」に見えても、6.1インチと6.3インチでは表示領域やUIのレイアウトに微妙な差があります。
この差こそ、“視認性”と“操作性”の両面に影響するため、単にインチ表記だけで判断するのではなく、自分が重視したい体験を基準にモデルを選ぶことが重要です。
とはいえ、現行販売中のiPhoneのモデルは多岐に渡るため、自分にあったものをパッと見つけるのは難しいもの。そこでこの記事では、“使いやすさの違い”を、解像度や表示ポイント数(論理幅)の観点から整理します。
本題に移る前に、現在(2025年12月時点)販売中のiPhoneのサイズは、大きく分けて以下の3つに分類できます。
・4.7インチ(iPhone SE)…片手操作がもっともラクな、コンパクトモデル
・6.1〜6.3インチ(無印/iPhone Proなど)…万能でバランスがよい、標準モデル
・6.7〜6.9インチ(iPhone Plus/iPhone Pro Max系)…表示情報量が圧倒的な、大画面モデル
同じインチ表記でも、モデルによって解像度・表示領域・ベゼルの太さが異なります。特にiPhone 16 Pro以降、Proシリーズは画面サイズが大型化している点に注意が必要です。

画像:Apple
【比較表】主要モデルのスペックを表で確認!
主要モデルの画面に関するスペックを、一覧で整理しましょう。
| モデル | 画面サイズ | 解像度(px) | ppi | 表示領域(pt) |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 17 | 6.3インチ | 2622×1206 | 460 | 402×874 |
| iPhone Air | 6.5インチ | 2736×1260 | 460 | 420×912 |
| iPhone 17 Pro | 6.3インチ | 2622×1206 | 460 | 402×874 |
| iPhone 17 Pro Max | 6.9インチ | 2868×1320 | 460 | 440×956 |
| iPhone 16 | 6.1インチ | 2556×1179 | 460 | 393×852 |
| iPhone 16 Plus | 6.7インチ | 2796×1290 | 460 | 430×932 |
| iPhone 16 Pro | 6.3インチ | 2622×1206 | 460 | 402×874 |
| iPhone 16 Pro Max | 6.9インチ | 2868×1320 | 460 | 440×956 |
| iPhone 16e | 6.1インチ | 2532×1170 | 460 | 390×844 |
| iPhone 15/15 Pro | 6.1インチ | 2556×1179 | 460 | 393×852 |
| iPhone 15 Plus/Pro Max | 6.7インチ | 2796×1290 | 460 | 430×932 |
| iPhone 14 | 6.1インチ | 2532×1170 | 460 | 390×844 |
| iPhone 14 Plus | 6.7インチ | 2778×1284 | 458 | 428×926 |
| iPhone 13 mini | 5.4インチ | 2340×1080 | 476 | 375×812 |
| iPhone 13/13 Pro | 6.1インチ | 2532×1170 | 460 | 390×844 |
| iPhone 13 Pro Max | 6.7インチ | 2778×1284 | 458 | 428×926 |
| iPhone 12 mini | 5.4インチ | 2340×1080 | 476 | 375×812 |
| iPhone 12/12 Pro | 6.1インチ | 2532×1170 | 460 | 390×844 |
| iPhone 12 Pro Max | 6.7インチ | 2778×1284 | 458 | 428×926 |
| iPhone SE(第3世代) | 4.7インチ | 1334×750 | 326 | 375×667 |

iPhoneの画面サイズの“違い”を理解するための3要素
iPhoneの画面サイズを理解するうえで、知っておくべき単語が3つあります。アスペクト比、ピクセル密度、表示領域です。ここでは、それぞれの単語の意味を解説しましょう。
“見える範囲”が変わる「アスペクト比」
アスペクト比とは、画面の「縦:横」の長さの比率のこと。iPhoneで一度に見れる、情報の表示量に大きく関わります。
たとえば、iPhone SE 第3世代のアスペクト比は「16:9」。YouTubeやテレビのアスペクト比と同じため、動画視聴時に黒帯が出にくいメリットがあります。
対して、iPhone 16のアスペクト比は「19.5:9」。 iPhone SE 第3世代と比べてホームボタンがない分、アスペクト比が大きく、コンテンツの表示行数が多いのが特徴です。

文字や画像の”鮮明さ”に直結する「ピクセル密度」
ピクセル密度(ppi)とは、1インチあたりに何個のピクセル(画素)が並んでいるかを示す単位です。この数値が高いほど、文字や画像のきめが細かく、滑らかに見えます。
たとえば、iPhone SE(第3世代)のピクセル密度は326ppiです。もちろん十分高精細で、日常使いで困ることはありません。
しかし、iPhone 17をはじめ、ピクセル密度が460ppiになると、細かい明朝体の文字や写真のディテールがよりくっきり表示されます。電子書籍で漫画や雑誌を読む際などに、この差が効いてきます。
表示領域(ポイント数)のわずかな差
表示領域(pt)とは、Webサイトやアプリのコンテンツが表示される画面の“見える範囲”のこと。よって、表示領域が変わると、画面に表示される情報量に差が生じます。
たとえば、6.3インチは6.1インチよりも横幅の表示領域が約2.3%広いです。 微差のように思いますが、細かい表計算などを見る際に、この余裕が窮屈さを軽減してくれます。
ちなみに、同じ6.1インチでも、iPhone 14(390pt)とiPhone 16(393pt)、そしてiPhone 16 Pro(402pt)では、表示領域が異なります。
“見やすさ”はどう違う? 画面サイズによって、表示量まで変わる!
同じWebサイトを開いても、画面サイズによって表示できる情報量は大きく異なります。特に4.7インチと6.9インチでは、表示できる行数や余白の量に明確な差が出ます。

上の写真からわかるように、4.7インチモデルはほかのモデルと比べるとWebブラウジングには不向きですが、メールやLINEの通知確認、通話がメインの用途なら必要十分でしょう。
対して6.1インチモデルはバランスが取れています。 Webブラウジングはもちろん、動画視聴やゲームプレイにももってこいでしょう。
そして、6.9インチモデルは“スマホで何でも済ませたい”人に最適といえます。画面が広いので、Kindleでの読書や動画視聴、Lightroomでの写真編集などもおまかせあれ。クリエイティブな作業やエンタメ視聴においての快適さは、タブレットに近いと言えます。
また、「文字サイズ」を大きく設定している人ほど、大画面モデルの恩恵を受けられます。 画面が小さいモデルで文字を大きくすると、1行に数文字しか入らず、非常に読みづらくなってしまうからです。

“操作性”はどう違う? 大型モデルだと指が届かないかも!
片手操作では、画面が大きくなるほど親指が届かない領域が増えていきます。特に6.7〜6.9インチ等の大型モデルでは、画面上部や端のほうに指が届かなくなります。

4.7インチ(iPhone SE 第3世代)


6.1インチ(iPhone 16)


6.9インチ(iPhone 17 Pro Max)


自分に最適なiPhoneの画面は、どのサイズ?
では、どんな人が、どのインチ数のiPhoneを選ぶべきなのでしょうか。
4.7インチ(iPhone SE)が向いている人
・絶対に片手で操作を完結させたい
・iPhoneは連絡手段であり、動画やWebはあまり見ない
・ポケットに入れたときの軽さを最優先する
6.1〜6.3インチ(標準/iPhone Proモデル)が向いている人
・Web閲覧、SNS、動画視聴をバランスよく楽しみたい
・定番かつ標準的なサイズが欲しい
6.7〜6.9インチ(Plus/Pro Maxモデル)が向いている人
・老眼や視力の関係で、文字を大きく表示したい
・動画サービスや電子書籍を長時間利用する
・バッテリ持ちを重視する(筐体が大きいため電池容量も多い傾向)
iPhoneの画面サイズの違い、まとめ。モデル選びの勘所は?
最後に、iPhoneの画面サイズの違いを簡単に振り返りましょう。
・Proモデルは大型化し、表示領域が拡大している
・標準モデル(6.1インチ)は片手操作と視認性のバランスが良い
・大画面(6.9インチ)は文字を大きくしても情報量が減りにくい
・アスペクト比やポイント数を理解すると、自分に最適な「広さ」が見えてくる
毎日目にするiPhoneの画面だからこそ、スペック上のインチ数だけでなく「自分の指が届くか」「普段見る文字サイズでどれくらい情報が入るか」を基準に、自分にあったiPhoneを選んでみてください。

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