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iPhoneで動かすラジコンカー。カメラ搭載で、写真も動画も撮影できるぞ。「1/64 TECH FPV CAR」で、スタート・ユア・エンジン!

著者: 関口大起

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iPhoneで動かすラジコンカー。カメラ搭載で、写真も動画も撮影できるぞ。「1/64 TECH FPV CAR」で、スタート・ユア・エンジン!

詳しいわけでも、子どもの頃にたくさん遊んだわけでもないのだが、「ラジコン」と聞くと心が躍る。「モデルガン」とか「ハイパーヨーヨー」とか、あとは「真空管」とかと同じ感じ。

だから「1/64 TECH FPV CAR」のリリースがメールで届いたとき、即レスで「試させてください!」と連絡した。

「1/64 TECH FPV CAR(税込 1万890円)」は、iPhoneと連係するラジコンだ。本体にカメラを備え、iPhoneを通してラジコン目線の映像をウォッチできるほか、写真や動画の撮影にも対応する。というわけで本記事では、その楽しさを語っていこう。

「1/64 TECH FPV CAR」をセットアップ! iPhoneとWi-Fi接続して始めよう

手軽に遊び始められるのが「1/64 TECH FPV CAR」の魅力。組み立て作業などは不要で、ラジコン本体にWi-Fiカメラユニットを装着し、iPhoneなどとWi-Fi接続すればいい。

操作は、iPhoneアプリ「WL Tech FPV CAR」、あるいは付属のコントローラで行う。「WL Tech FPV CAR」アプリ単体での操作は、iPhoneの小さな画面という制約があるので、やや操作性で劣る。思う存分走らせたいなら、付属コントローラにiPhoneを装着して使うのがおすすめだ。

1/64 TECH FPV CARとWi-Fiユニット
本体とWi-Fiユニットはマグネットで吸着する。
1/64 TECH FPV CAR裏面のスイッチ
電源スイッチおよび充電用のUSB-Cポートは、本体の底面に搭載されている。
1/64 TECH FPV CARの付属コントローラとiPhone
付属のコントローラにiPhoneを装着。ちなみに、iPhoneの画面は「WL Tech FPV CAR」アプリのホーム画面だ。
1/64 TECH FPV CAR付属コンローラのボタン
ステアリング調整、ライト操作、ジャイロ感度調整、速度調整などの操作が可能な、複数のボタンを備えたコントローラ。単四電池を4本入れて使用する。
1/64 TECH FPV CAR付属コントローラのトリガー
トリガー部分はアクセルとブレーキ。そしてホイールのパーツで本体の車輪の向きを操作する。




最速3km/hで意外と速い! 大人もハマる、気軽で楽しいラジコンカー

先に書いたとおり、iPhoneアプリ単体でも操作できるが、より快適なのはコントローラとの組み合わせ。筆者のようなラジコン初心者は最初戸惑うが、すぐに慣れてスピーディに走らせられる。練習がてら自宅の床を走らせていたら、あっという間に15分経ってしまった。

ちなみに、バッテリは約30分でフル充電され、約15分走行できる。速度は最大で3km/hだ。

「WL Tech FPV CAR」アプリと「1/64 TECH FPV CAR」
「1/64 TECH FPV CAR」と接続すると、「WL Tech FPV CAR」アプリで映像を確認できる。小型のラジコンだからこその妙な臨場感があった。
「WL Tech FPV CAR」の操作画面
こちらは「WL Tech FPV CAR」アプリの操作画面。各項目をタップしたり、スワイプしたりすることで「1/64 TECH FPV CAR」を操作できる。ただし、先述のとおりコントローラを使うより操作性は落ちる。
「WL Tech FPV CAR」の操作画面。車線アシストあり
最初はコントロールを失いがちだったが、車線アシスト(画像中央の点線)などを活用することで、少しずつ慣れてきた。また、慣れる過程もかなり楽しい。

解像度は低いけど…FPV視点は臨場感抜群。外でも一応使えます

なお、「1/64 TECH FPV CAR」は基本的に屋内での使用が推奨されている。しかし、筆者が試した限りアスファルト程度のデコボコ道ならそこそこ走ってくれた(大きなへこみがあるとスタックして動けなくなる)。

下に掲載しているのは、デコボコ道を走らせた動画。じっと観ると酔う可能性があるので、あくまで参考程度に。もちろん、室内で走らせればスピーディかつスムースに操作できる。

酔う可能性があるので閲覧注意。

ちなみに、搭載カメラによる映像は解像度1280×720/20FPS。決して高精細とは言わないが、グラウンドレベルの画はほかでは味わえない臨場感がある。

「1/64 TECH FPV CAR」で撮影した写真
写真撮影にも対応。こちらも解像度は低いが、面白い画は撮れると思う。

なお、カラバリはイエロー、シルバー、ピンクの3種。“おもちゃ”としては1万円前後と高価だが、遊び始めると思わず大人も夢中になる魅力がある。当初、子どもと一緒に遊んでみよう…と思っていたが、もっぱら操作は筆者がし、子どもは車を追いかける。我が家はそんな状態だ。

製品貸与●ハイテックジャパン




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著者プロフィール

関口大起

関口大起

『Mac Fan』副編集長。腕時計の卸売営業や電子コミック制作のお仕事を経て、雑誌編集の世界にやってきました。好きなApple Storeは丸の内。Xアカウント:@t_sekiguchi_

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