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USBケーブルの断線対策! 100均アイテムで長持ちさせる方法

著者: 飯塚直

USBケーブルの断線対策! 100均アイテムで長持ちさせる方法

純正ケーブルは高性能だけど高価…。どうする?

iPhone購入時に付属している「純正ケーブル」。Apple製だけあって性能は十分ですが、高価格なのがネックです。

たとえば、Apple純正の「60W USB-C充電ケーブル(1m)」は2780円。一方、サードパーティ製の、たとえばAnkerの「Anker PowerLine III USB-C & USB-C ケーブル (USB2.0対応) 0.9m」なら990円で購入できます。

同じ60W対応でも、価格差は約3倍。こうなると、純正品を選ぶのはためらってしまいますよね。

「ケーブルを紛失した」
「自宅用と持ち歩き用で2本欲しい」
「古いケーブルが劣化してきた」

こうした理由でUSBケーブルを追加購入する場合、多くの人はサードパーティ製を選ぶはずです。

経験上、大手量販店で販売されているケーブルなら問題なく使えます。

また、通販で購入する場合は、Apple認定の「MFi認証(Made for iPhone)」と記載された製品を選ぶと安心です。

ただし、iPhone上で「このアクセサリは使用できない可能性があります」と表示されるケーブルも存在します。頻繁に買い替えるものではないので、しっかり製品を見極めたいところです。

Lightningケーブル
こちらは「iPhone 11 Pro Max」に付属していたLightningケーブル。
Lightningケーブル
柔らかなケーブル部と硬質なコネクタ部の接続部分に負荷がかかることで、断線につながることも…。




ダイソーで見つけたケーブル保護グッズ

iPhone 15シリーズ以降は搭載ポートはUSB Type-Cに統一され、Lightningケーブルは徐々に姿を消しています。

しかし、旧モデルのiPhoneやiPadはまだまだ現役。特に子どもの学習やゲーム用として、Lightning搭載モデルを使っている家庭も多いでしょう。

そんなとき、ケーブルが断線すると困りますよね。

高価な純正ケーブルを買い直すのはちょっと…という方におすすめなのが「ケーブル保護アイテム」です。

100円ショップ「ダイソー」で購入できる「ライトニングケーブル用プロテクトカバー」(6個入り)。これはLightningケーブルの根元を緩やかにカーブさせ、断線を防ぐ100均アイテムです。

ライトニングケーブル用プロテクトカバー
ダイソーで購入できる「ライトニングケーブル用プロテクトカバー」(6個入り)。
ライトニングケーブル用プロテクトカバー
柔らかな「熱可塑性エラストマー」の本体と、硬質な「ABS樹脂」製カバーで構成されています。
ライトニングケーブル用プロテクトカバー
2つの素材は分離でき、ケーブルを挟み込んだ本体にカバーを取り付けて固定します。
ライトニングケーブル用プロテクトカバー
「ライトニングケーブル用プロテクトカバー」の本体をケーブルに装着したところ。コネクタ部の接続部まで覆うことができます。
ライトニングケーブル用プロテクトカバー
カバーを装着するとしっかりと固定されます。

また、「ライトニングケーブル用プロテクトカバー&キャップ」(1セット)もあり、こちらは端子部を保護するキャップ付き。

ライトニングケーブル用プロテクトカバー&キャップ
こちらは「ライトニングケーブル用プロテクトカバー&キャップ」(1セット)。
ライトニングケーブル用プロテクトカバー&キャップ
Lightningケーブルの端子用カバーが付いています。
ライトニングケーブル用プロテクトカバー&キャップ
基本的な構造は「ライトニングケーブル用プロテクトカバー」と同じです。
ライトニングケーブル用プロテクトカバー&キャップ
「ライトニングケーブル用プロテクトカバー&キャップ」を装着した様子。

USB Type-CやUSB Type-A端子を保護する「ケーブル端子キャップ」(2セット)もラインアップされています。

ケーブル端子キャップ
こちらが「ケーブル端子キャップ」(2セット)。
ケーブル端子キャップ
USB Type-C用とUSB Type-A用のカバーが2つずつ入っています。
ケーブル端子キャップ
iPhone 16 Pro Maxに付属していたUSB Type-Cケーブルの端子に装着したところ。

こうしたアイテムならば、100円の投資で断線のリスクを回避できるので、Lightningケーブルを利用している人はぜひ試してみてはいかがでしょうか?

せっかくなので「ライトニングケーブル用プロテクトカバー」が、純正のUSB Type-Cケーブルで使えるか試してみました。
ケーブル部分こそ隙間がありますが、ケーブル部とコネクタ部の接続部分はしっかりと保護している印象。メーカーの意図とは違いますが、使えるかもしれません。自己責任ですが。

著者プロフィール

飯塚直

飯塚直

PC、カメラ、スマートフォン、プリンターをこよなく愛すフリーランスライター。

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